私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

NO!といえる私

2009-04-11 | 15雑観
華美にならず、わがままを言わず。
ちょっと変わった環境に一人っ子として育った私は、周りの大人たちに都合のいい私であるよう、上手くコントロールされてきたような気がする。

結局のところ、そうそう都合のよい私のままではいなかったのだが、いいおばさんになってもある種の呪縛から逃れられず、冒険ができないし、あと一歩が踏み出せない。

無難な安全圏で、静かに居続ける傾向がある。

自己主張をしない私が、多分本来の気質を発揮するのは、静かに観察し続けた結果、受け入れ難いあるいは同調しかねる事柄に対して「NO!」と言う時である。

限界点を超えて、拒否モードに入った時の私の頑なさは、いつのころからか周知の事実らしく、私の拒否スイッチが入ることを密かに恐れている人がいるのを知った。

私が「NO!」を突きつけると、もうお手上げらしいのだ。

本当は「YES」と言える自分に未だ憧れていたりするのだが。
コメント
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