私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

ふるさと納税

2010-05-28 | 5考える
宮崎県にふるさと納税をした。

ネット上で納税したい旨の申請書フォームを打ち出し、ファックスして納付書を送ってもらい、銀行へ出向いて納税するという、実にまどろっこしい手順をあえてとった。

それでも、ファックス申請から納税を終えるまでに一週間かからなかった。

お役所とやり取りして、案件が完了するまでに長い期間がかかるのに慣れっこになっているこの頃なので、そのスピーディさに呆気なささえ覚えた。

お役所にしてみれば、納税する気持ちの変わらないうちにってことだろうか。

遠方から嫁がれた友人に聞いた話だが、相続で引き継いだ故郷の不動産を、自治体に寄付するという決断をなさった折、○○百キロ離れた故郷の自治体から、手続きの為に担当職員の方が出張してみえたという。

お役所に納税するということは、そういうことなのだなぁと思った。

まぁ私のふるさと納税など、ほんのわずかな額だから比較にはならないのだが。

和牛ステーキをこよなく愛する私のささやかな気持に応えるべく、ふるさと納税には「○○に使ってください」と使途を明記する欄が設けてある。

「口蹄疫対策にあてて下さい」と指定することができるのだ。

ふるさと納税だけでなく、一般の税金においても納税時一筆書くことが許されると良い。
その統計をきちんととれば、納税者の意思が明確になるではないか。

税の使い方こそが政治だと思うから。
コメント
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