亡き父の住んでいた、古い家のある不動産を売却しようとしている。
その為に少しずつ、少しずつ40年、50年と父の生きた足跡を整理している。
捨てられない世代の部屋からはありとあらゆるものが出てくる。
それらを分類し、あるものはシュレッダーにかけ、処分する。
整理をしながら、確かに父は私の親だったのだと、自分の中にも息づく同じ傾向を見つけてはため息をつく。
強烈なストレスを私にもたらすこの作業が、最近、本当の意味での父の供養だという気がしてきている。
否応なしに父の人生を辿っている訳で、良いも悪いもひっくるめて、その生涯を見つめることになる。
一通りの片づけが終われば、家屋自体を取り壊してもらって、きれいな更地にし、そこで全く見ず知らずの別の家族に、新しい生活を築いてもらいたいと思っている。
その為に少しずつ、少しずつ40年、50年と父の生きた足跡を整理している。
捨てられない世代の部屋からはありとあらゆるものが出てくる。
それらを分類し、あるものはシュレッダーにかけ、処分する。
整理をしながら、確かに父は私の親だったのだと、自分の中にも息づく同じ傾向を見つけてはため息をつく。
強烈なストレスを私にもたらすこの作業が、最近、本当の意味での父の供養だという気がしてきている。
否応なしに父の人生を辿っている訳で、良いも悪いもひっくるめて、その生涯を見つめることになる。
一通りの片づけが終われば、家屋自体を取り壊してもらって、きれいな更地にし、そこで全く見ず知らずの別の家族に、新しい生活を築いてもらいたいと思っている。