国の財政健全化はやはりなかなか進まないが、我が家のあるマンションでは、今年後半から確実に世帯ごとの緊縮財政が実行にうつされている。
ここヘ来て自家用車を手放す方が増えたのだろう、駐車場空き情報が借り手のつかないまま増え続けているのだ。
地方都市であるとはいえ、市街地の駐車場料金は郊外の住宅地より一般的に少々高めだ。
マンション敷地内の駐車場は、地域の相場よりかなり抑えられているが、年間通してだとそれでも20万円ほどかかる勘定だ。
車税にメンテ料、任意保険の費用も勘案すれば、車一台を所有するだけで、車関係の経費はローンがないにしても年間30万円超が軽く必要となる。
緊縮を考えた時、真っ先に削減の対象となり、その成果がすぐに反映される対象が自家用車ということだ。
市民が生活費用を着々と削減し始めた時、世の景気はまた一段と冷え込むことになる。
そのひとつひとつの所有物、それに関わって発生する費用が、日本市場の売上と国力につながっていたのだから。
堅実な生活設計を賢い選択だと考えながら、厳しくなる一方の世情を予測する。
こうした世情にあっても、バブリーな生活を維持し続ける我が国の一部富裕層は、国外生活志向が強くなっていると聞く。
どうやら一番冷え込んで行っているのは、平凡な市井の人である我が胸の内かもしれない。
ここヘ来て自家用車を手放す方が増えたのだろう、駐車場空き情報が借り手のつかないまま増え続けているのだ。
地方都市であるとはいえ、市街地の駐車場料金は郊外の住宅地より一般的に少々高めだ。
マンション敷地内の駐車場は、地域の相場よりかなり抑えられているが、年間通してだとそれでも20万円ほどかかる勘定だ。
車税にメンテ料、任意保険の費用も勘案すれば、車一台を所有するだけで、車関係の経費はローンがないにしても年間30万円超が軽く必要となる。
緊縮を考えた時、真っ先に削減の対象となり、その成果がすぐに反映される対象が自家用車ということだ。
市民が生活費用を着々と削減し始めた時、世の景気はまた一段と冷え込むことになる。
そのひとつひとつの所有物、それに関わって発生する費用が、日本市場の売上と国力につながっていたのだから。
堅実な生活設計を賢い選択だと考えながら、厳しくなる一方の世情を予測する。
こうした世情にあっても、バブリーな生活を維持し続ける我が国の一部富裕層は、国外生活志向が強くなっていると聞く。
どうやら一番冷え込んで行っているのは、平凡な市井の人である我が胸の内かもしれない。