私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

政府紙幣って(ーー゛)

2009-02-03 | 5考える
定額給付金ではあきたらず、今度は政府紙幣なんて提案が一部自○党議員から出ているとか。

提唱者が近々逮捕されると言われている、円天紙幣の政府版の様な気さえする。

私は保守的な人間だが、政府紙幣を提唱している人たち、自○党の若手の議員さんが多いようにお見受けする。

堅実な手法ではない。
もっと昔の政治家は、賢くて堅実だったような気がする。
「しっかり稼いで、出費を絞り、税収増を目指す」という正道からは遠くかけ離れている。

奇をてらってお祭りしても、決して根本的な問題の解決にはならない。

借金に苦しむ一家が、とうとう銀行から正規の融資を受けられなくなり、妙な融資機関に手を出すと、破綻は時間の問題。

こんな提案が出てくるようでは、我が国の立て直しは不可能かもしれない。

共感できないし、とっても信託できないよ。
どうして、こんなにつまらない政治になってしまったのだろうか。
骨太でもなんでもない、ガラスケースの中にしか展示できない、ハリガネでつくられた現代アートのような国政に見えるよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費社会の変節

2009-02-02 | 5考える
おついたち。
今日は少し遠出をして来た。

久々に、目抜き通りをゆっくりと眺めながら駅に向かう途中、ビル群の間に歯が抜けたように現れる更地のコインパーキングや、一階テナントの閉店でシャッターの降りた一等地のビルをいくつも見つける。

不動産バブルがはじけたころから、支店閉鎖が相次ぎ、古いテナントビルの事務所物件には空きが目立っていたが、目抜き通りの一階がこの有様とは…。

さすがに愕然とした。

地元地方紙では、年頭からこの状況が何度か報じられていたらしい。

理美容院では、常連さんたちが訪れるスパンが長くなっているという。
一か月に一度来ていた人が、50日に一度になったとか。
ずっとパーマをかけていた人が、デザインカットだけになったとか。

保険外治療をしている鍼灸治療院では来院患者の数自体が減っているとか。

それどころか、地域の中核病院となっている総合病院でも、11月ごろから患者が激減しているという。
症状の軽い間は医者にかからず、重症になってから初めて病院に行く人が増えているのだと。

生産現場での急速な引き締めは、企業決算の数字のみならず、基本的な生活体系にも変化をもたらしているようだ。

急速に収縮していく意識と生活。

大量消費社会は変節を遂げている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする