先日立ち寄った道の駅で、産直品である地野菜をいくつか購入して帰った。
里芋にフキノトウ、自然薯に人参。
見た目はいま一つだが、どれもとれたてホヤホヤ、新鮮な野菜に見えた。
地元の御老人が、ほうれん草を5~6束両手で抱えて
「ほうれん草を持って来ました」
なんて言って現れる。
取り扱い量はわずかだが、数人の生産者がいるようで、生産者ごとに旬の野菜が並べてある。
同種の野菜もあり、みなビニール袋に入れられて、100円~200円の値札が生産者の名前と共につけてあるのだ。
生産者の名前の感じや、その筆跡、ゴム印の押し具合なども選択の手がかりになるのだが、小さな小さな道の駅、決して拡販の目的で生産者名が示してあるわけではなかった。
それらは、あくまでも生産者に売買代金を支払うための事務的確証、売上伝票としてつけられていたのだ。
レジを通す際、その生産者名の入った値札は、すべて取り去られてしまうのだから。
案の定、家に帰って野菜の皮をむき、調理していると、とれたて野菜のはずが2~3割で皮の下から変色した姿が現れたりした。
生産者名があれば、もうその生産者のものは選択しないのだろうが、そういう趣旨でつけられた値札ではなく、また道の駅自体、リピーターをあまり想定していないのかもしれない。
残念だなぁ…と思いつつ、いかにも不揃いな手作りの野菜たちをほおばるのだった。
里芋にフキノトウ、自然薯に人参。
見た目はいま一つだが、どれもとれたてホヤホヤ、新鮮な野菜に見えた。
地元の御老人が、ほうれん草を5~6束両手で抱えて
「ほうれん草を持って来ました」
なんて言って現れる。
取り扱い量はわずかだが、数人の生産者がいるようで、生産者ごとに旬の野菜が並べてある。
同種の野菜もあり、みなビニール袋に入れられて、100円~200円の値札が生産者の名前と共につけてあるのだ。
生産者の名前の感じや、その筆跡、ゴム印の押し具合なども選択の手がかりになるのだが、小さな小さな道の駅、決して拡販の目的で生産者名が示してあるわけではなかった。
それらは、あくまでも生産者に売買代金を支払うための事務的確証、売上伝票としてつけられていたのだ。
レジを通す際、その生産者名の入った値札は、すべて取り去られてしまうのだから。
案の定、家に帰って野菜の皮をむき、調理していると、とれたて野菜のはずが2~3割で皮の下から変色した姿が現れたりした。
生産者名があれば、もうその生産者のものは選択しないのだろうが、そういう趣旨でつけられた値札ではなく、また道の駅自体、リピーターをあまり想定していないのかもしれない。
残念だなぁ…と思いつつ、いかにも不揃いな手作りの野菜たちをほおばるのだった。