マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

母との旅

2011-10-31 | 家族が認知症になったら。
母を連れて、父と一緒に母の実家のある石巻へ行って来ました。

かろうじて歩けるけれど、押えていないと倒れる可能性大。

座る、立つなどの動作は、一人では全くできず。

食事は細かくカットしてとろみをつけることが必要。

その上、誰かに食べさせてもらわなければ、全く食べられない。

その他、オムツの交換、入れ歯と口腔内の衛生管理、諸々。。。。

ほとんど言葉が出ない状態。

そんな母を連れていくのは、かなりの不安と大きな勇気が必要でした。

3月11日の震災から、何度か計画を立てたものの、

直前になると、

骨折したり、けいれんを起こしたり、入院したりと、中止となり、

みんなガッカリ。。。

今回は、絶対に実現したいと、散歩に連れて行ったり、

リハビリしたり、必死でした。

車で約400キロ近く、運転しての旅。

なにしろ、

父と母と3人での旅行ももしかしたら最後かもしれないという思いと。。。

高齢の祖母と母が会えるのも最後かもしれないという思いもあった。

来年の春まで待てない。

大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれないから。

まぁ、、、私も同じワケだけど。

別にネガティブな考え方ではなく、

今が最後かも、と思って行動する考え方は、

私はスーパーポジティブと思っているのです!

とにかく私も元気なうちに、

両親を連れて旅行へ行くことと、

祖母に会わせることと、

母を温泉に入れること、

全部、今回叶いました~!!


93才の母と、

73才の娘がしっかりとつなぐ、

深い深い愛の絆の手。

この人達から生まれてきてよかった、って素直に感動しました。




今回は、叔母や叔父、従姉妹達からも、震災や津波のリアルな話を聞いたり、

実際に自分の目で見たり、

少し人生観が変わったような気がします。


今、この自分の命を

今、このつながりを

今、私の周りの人たちを

今、与えられていることを

大事に、感謝して、丁寧に、生きていきたいと改めて思います。




すっかり変わってしまった景色です。



突然、町の中には、船が。。。。






テレビでは何度も見たけれど、

実際に目の前にすると、あらためて、あまりの酷さに絶句しました。


祖母の家も、1階は、全滅でしたが、きれいに修復してありました。

久しぶりに、みんなで会えて、賑やかな団欒、楽しかったです。




帰りは、松島にも寄りました。



最後は、福島の穴原温泉に1泊。



100軒あった宿が、震災で半分閉鎖したとかで、街はひっそりしていましたが、

経営しているホテルや旅館の前には、負けないぞ福島!とか、がんばろう福島!という旗がたくさん立っていて、

ほんとうに応援したい気持ちになってきます。

福島にも行くことができてよかった。

これからも、東京にいても、東北をできるだけ応援したいと思います!!

そして、また、母と祖母を会わせてあげることができますように祈りたい。

この3日間の介護は本当に大変だったけれど、

言葉がたくさん出るようになったり、

とろみが無くても、噛むことができるようになったり、

たくさん笑ってくれるようになったり、

母がとても元気になったことが何より素晴らしいことでした。

(お料理は全部、はさみで小さくカットするだけで、食べることができました)



たくさんの絆、心をポカポカにしてくれました。

ほんとうに素晴らしい4日間でした。!

心から感謝です。













































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