Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan Classic M200 Gold Marbled / ペリカン クラシック M200 ゴールドマーブル

2020年04月07日 10時21分00秒 | 万年筆


ここ最近は、万年筆の購入を控えようかと思ってまして

色々と散財した挙句、収拾がつかなくなってきちゃって、もう1年以上使ってない可哀想な万年筆もちらほらと

使う手は1本しかありませんからねぇ。

当然といえば当然ですよねぇ。


ってコトで、今までの無計画で欲望の赴くままの衝動買いを改め、

欲しいと思ったモノを1度はノートに「欲しいものリスト」として書いといて欲しいものが10個たまったら、その中から1つだけ選んで購入しよう!

なんてルールを決めましたキメてみましたきめたんですけどねぇ


買っちゃいました!

`ペリカン クラシック M200  ゴールドマーブル

もちろん「欲しいものリスト」には入っていたのですが、、、まだ10個たまってないし、リストの中にはもっと欲しいものもあったんですけどねぇ


別のお買い物で訪問したペン&メッセージで、吉宗店長さんと楽しい雑談をしてたのですが、
偶然にも?ちょうど目の前にゴールドマーブルが置いてあって⁉︎

今思えば、その時すでに吉宗さんの魔法にかかってたのかもしれませんイヤきっとそうです自分は悪くないのです。

吉宗さん、笑顔で

「今回はBニブも1本取ったので、ぜひバッカスさんにどーかなぁーと思って⁉︎

とおもむろに、しごく自然に話してくるじゃないですか


評判の良いM600ホワイトシリーズをM200サイズのスチールペン先で安く出せば、もっと売れるのになぁなんて思ってましたが、、、

M600のホワイトシリーズと同様にキャップと首軸、尻軸がホワイトで、クリップやリングがゴールドそして、胴軸がゴールドのマーブル模様これはイイッ!

前に画像で見た時も充分物欲に火が付く万年筆でしたが、、、


いざ、目の前に現物を出されると、思わず手に取ってマジマジと見てしまいました。

「スチールニブのM 200/205は、年に1度のエーデルシュタインの限定シリーズだけにしよう!」

なんて思ってたんですがねぇ


Bニブは1本ですが、他のゴールドマーブルの在庫も含めて、その中から好みの軸を選んで、それにBニブを付けますよぉ〜」と吉宗さんからの追い討ちの提案!

「ペン先は、バッカスさん好みに頑張って調整しますんで」と更に追い討ち‼︎

ここまで言われちゃうともう自分には、お断りの言葉が思い浮かびませんでした。


元々、ペリカンのM200/205のペン先は、スチールニブとはいえ、軟らかめで自分好み

それに、インクフロー多めでヌラヌラの滑らかな書き味が加わり、吉宗さん宣言どおりの自分好みのBニブに仕上げてもらいました。

ちょっと前までの決意が嘘のようなご満悦の笑顔いつもの様に後で大反省しましたが


その後、ネットで、M200ホワイトシリーズ?の第2`パステルグリーンが早くも5月に発売との情報が!

ん〜これもイイッ!

早速、ペン&メッセージにBニブを予約

バカですねぇ結局、またもやペリカンに弄ばれてしまっているオジさんです。


Pelikan M600 Violet White / ペリカン M600 ヴァイオレットホワイト

2020年02月05日 21時01分00秒 | 万年筆


昨年の話ですが…
‘ペリカン M600 ヴァイオレットホワイト’を購入しました。
‘M1005 シャトレーゼマン’と同様に発売までだいぶ待たされましたねぇ。
心待ちにしてた人も大勢いらっしゃったんじゃないでしょうか

M600/605シリーズで、キャップや首軸、尻軸が白いホワイトシリーズ?が最初に発売されたのは、2012年の‘M600 ホワイトトータス’…‘M400ホワイトトータス’のM600バージョンが最初でしたが、
その後、
2015年に‘M600 ピンク’、
2017年に‘M605 ホワイトストライプ‘、
2018年に‘M600 ターコイズホワイト’、
と発売されてます。
特に2015年にピンクが発売された時は、それまでのペリカンのイメージとは違った色使いに
「自分には、この色は使えないなぁ…」っと、購入をパスしたのを覚えてますが、
今となっては、なぜあの時買わなかったのか⁉︎と激しく後悔する1本となってます。

元々発売された本数が少なかったみたいで、オークションなどでは、「マジかぁ!」と思うような値がついてたりと、未だに人気のあるピンクですが、

このピンクの人気がきっかけだったのか…味をしめたペリカンさん、ここ最近は、年に一度のペースで、ホワイトシリーズを発売してますね。

ホワイトにゴールドのクリップやリングは、それだけで上品な感じがしますが、紫の縞模様は、白に映えますねぇ〜…
私のようなオヤジが使っても宜しいのでしょうか?と思ってしまうほどの上品さです。

そんな50のオヤジが、勇気を振り絞って予約をお願いしたのは、金ペン堂…
そーいえば、M600/605シリーズでは、Fニブは未だ使ってなかったけか⁉︎…という事で、今回は細字では特に信頼を寄せている金ペン堂にFニブをお願いしました。

たしか、予約をお願いしたのが4月?だったか…
金ペン堂から「…調整が終わりましたので、ご都合の宜しい日にご来店ください…」との連絡をいただいたのが、11月中頃…長いこと待ちましたねぇ。。。
ネットなどでは、クリップの形状に仕様変更があったとか?、紫の縞模様に不備があったとか⁇で発売が遅れた…なんて噂が流れてましたが、
金ペン堂で見せてもらった現物は、クリップも紫の縞模様も問題無しの素晴らしい…マーベラスな美しさでした。

早速、試し書き…思ってたより少し細字ですが、、、にもかかわらず、インクフローも程良く多めの良い感じで、細字とは思えない滑らかな書き心地!さすが金ペン堂です。
「細字は金ペン堂!」は、間違いありませんでした。良い書き味です。

インクは、何か紫のインクをと考えたのですが…色々と考えが巡り巡った結果、ペリカンの‘ロイヤルブルー’を入れることにしました。
あえてド定番!少し赤の入ったブルーが意外にも合ってるような気がします。
色んなトコで使える色ですね。

細字ということもあり、けっこう使用用途が広い…なんだかプライベートだけで使うのがもったいないような気がして来まして、、、
M600は、携帯向けのM400と机上向けのM800との中間サイズで使い回しし易いサイズだし…
それにペン先が硬めなので、仕事でサクサク速記するのにも充分対応できそう…

…というコトで…
2020年より、勇気を出して、ペリカン職場デビューをしました!
今までは、仕事にはラミー の‘2000’ や‘サファリ’を使ってたのですが、、、
これを機に色々と…50も過ぎたことですし?…もっと楽しみながら仕事しちゃおうと思います。

Pelikan Classic M205 StarRuby / ペリカン クラシック M205 スタールビー

2019年10月30日 11時07分00秒 | 万年筆


ちょっと前までは「暑い!暑い!」と言って、クーラーに扇風機の毎日でしたが…涼しくなりましたねぇ。
気がつけば、町中が金木犀の香りに…一気に秋の気配です。

今年も発売になりました!
ペリカン エーデルシュタインインクの年度限定に合わせた、万年筆…クラシックM200/205シリーズの限定品。
2015年の‘アメジスト’から始まった、このコラボ企画も今年で5年目…もう自分の中では、秋到来を告げる恒例行事となってます。


前にブログで話した様に、インクの方の‘スタールビー’が、あんましビビッッッっと来なかったこともあって、
「今年のクラシックM205は、パスしちゃおうかなぁ…」
っと、思ってたのですが…
金ペン堂のインスタで、予約受付開始の情報を見た途端、、、
2015年のM205‘アメジスト’はFニブ…
2016年のM205‘アクアマリン’はBニブ…
2017年のM 200‘スモーカークオーツ’はMニブ…
2018年のM205‘オリビーン’はEFニブ…
全てのニブサイズは、揃ってるから、とりあえずまた、Bニブからスタートかな!
…はっ!買う気になってる‼︎…い〜かんいかん、ここは1度冷静に…落ち着いて…よく考えて…考えて考えて…購入してしまいました。

予約をお願いしてた、金ペン堂から「…ご用意出来ました。」との連絡をいただいた時のワクワク感ときたら…
神保町に向かう地下鉄では、買うかどうか迷ってたのが嘘の様な舞い上がり様でした。


そして手に取った現物は…これが、思ってた以上に綺麗!
軸色は、インクの方のルビーレッドとは違って、少し濃い目の赤…
中のピストンが、うっっっすらぼんやぁり見える程度の半透明なのは、今までのコラボ限定品と同様なのですが…
驚いたのは、軸やキャップ全体が、ラメ入りになってるコト!


ラメといっても、ただ金や銀のラメが鏤められてるのではなく、角度によって赤や青や緑に変わる細かぁ〜いラメがキラキラ光って…軸を回すとキラキラ輝いて美しい‼︎
アラフィフのオヤジが、ときめいてしまいました。
‘スタールビー’のネーミングが、ピッタリの万年筆です。。。


ラッキーなことに、金ペン堂に訪問した時、ちょうど調整済みのBニブが2本あったので、両方とも試し書きをさせていただき…
Bニブにしては少し細字ですが、書き味滑らかのヌルスベの方を選ばせてもらいました。

インクはもちろん、ペリカン エーデルシュタインの2019年度限定色の‘スタールビー’。
先にスタールビーを入れている、デルタの‘ビンテージ レッド’のFニブと比べると、ビンテージのバーガンディーの色より、もっとピンク寄りの色に見えます。
スタールビーは、ペン先の太さによって色が変わるんですねぇ…新たな発見となりました。


赤系のインクは、あんまし使わないし…
赤系の軸色の万年筆もあんまし使わないなぁ…
なんて思ってましたが、思わぬトキメキになんだか得した様な気分です。
インクも万年筆も赤系が少し増えるかも…また、新たな物欲が湧いて来ちゃいました。


Pelikan M1005 Stresemann 2 / ペリカン M1005 シュトレーゼマン その2

2019年10月19日 15時45分00秒 | 万年筆


長らく待ち続けて…やっっっと購入いたしましたぁ。
‘ペリカン M1005 シュトレーゼマン’
ペリカンから最初に発売予定の情報が入ったのが、1月ですので…10ヶ月!
国内販売本数が250本でしたので、まずは予約が取れるかどうかで、心配な日々を送り…
予約が確定してからも何度かの発売延期で、待ちに待って、、、待ちくたびれた頃の発売となりました。


定番品として発売されているM405とM805の‘ブラックストライプ’は、海外では、発売当初から‘シュトレーゼマン’と呼ばれているそうですが、このM1005の発売に合わせて、国内での名称も‘シュトレーゼマン’に統一したそうです。
まぁ、日本では、シュトレーゼマンと言われても余程歴史に詳しい人でないとイメージが湧かないですもんねぇ…発売時にブラックストライプのネーミングにしたのも肯けます。
今回、‘シュトレーゼマン’に名称変更したのも、それだけ、このブラックストライプが、日本国内でも定着してきたってことなのかな…っと、思っちゃったりします。
その分、自分と同じくヤキモキしながら、このブラックストライプのM1005サイズの特別生産品の発売を待ち焦がれてた、ペリカンファンの方が、沢山いらっしゃったんじゃないかと思います。


今回、予約をお願いしたのは、‘フルハルター’…
自分にとって、初めてとなるペリカンM1000/1005シリーズ…評判の軟らかペン先を楽しむなら、やっぱり太字かな…っと、思い、フルハルター 森山さんにお願いすることにしました。

9月の初めには、フルハルターに入荷したそうですが、そこから、1本 1本、予約した人に合わせたペン先調整をされて…
「ご用意が出来ました」との連絡をいただいたのが、9月中頃…
我孫子に直接訪問して、森山さんから手渡しで現物を購入したのが10月…
っと、いやぁ〜長かったですねぇ。。。


早速、現物を繁々と拝見…デカい!
大きさ比較でM800と並べてみました。
右がM1005、左がM800。
日頃、M800/805サイズを愛用していますが、見た目一回り大きく感じます。


キャップを取って比べると、ペン先の大きさも相まって更に大きく感じます。


ペン先だけ比べてみても…デカぃぃですねぇ。
思いの外のデカさにチトたじろぎました。


その大きさに些かビビりつつ…気を取り直して試し書き…
インクは、最近定番になっている、ペリカン エーデルシュタインの‘タンザナイト’を入れてみました。
ホントなら軸色に合わせて、ブラックかグレー系のインクを入れるところですが、、、自分、ブラックインクで書いた文字が至極フツーで、何となくつまらなく感じてしまうので、、、黒系軸の万年筆には、いつもDr.ヤンセンの‘ゲーテ’の様なグリーンの入った黒か、黒に近い濃紺の‘タンザナイト’あたりのインクを選択してしまいます。
今回選んだ‘タンザナイト’も濃い目のブルーブラックが、ブラックとグレーのストライプ軸にピッタリ合ってるかな?と自己満足しちゃってます。


肝心の書き味ですが…
その見た目の大きさから、書きにくいのでは?と心配したのですが…
意外と書き心地が良くってビックリ…M800/805シリーズとは違った、書く楽しさを感じさせてくれます。
このフアフアとした書き心地が何とも言えない快感…いつもの様に筆圧弱めに書くと、紙の上を滑る様にインクが出てくるし、少し筆圧強めに書くと、なんとペン先の割り切りが開いてインクが更にヌルヌルと出てくる!…そしてこのペン先の軟らかな反発力…今まで軟らかいと思って使って来た万年筆達とは、段違いに軟らかいペン先…楽しい‼︎
森山さん調整のBニブの滑らかな書き味もプラスされたペン先は、今までとは違った書く楽しさ
を感じる万年筆です。
ヌルスベの書き心地に加えて、強弱の筆圧にフアフアと答えてくれる心地良い書き心地がプラスされた…今までの2次元の楽しさから3次元の楽しさを教えてくれる万年筆に巡り会いました。
(…自分で書いててもなんだかよくわからない表現になってますねぇ…すみません。)

いやぁ〜…とにかく驚きました。
万年筆を使い始めた頃のワクワクする様な気持ちを思い出しました。
暫くはこの1本!…夢中になって文字を書きたいと思います。

Pelikan Edelstein StarRuby / ペリカン エーデルシュタイン スタールビー

2019年08月16日 15時55分00秒 | インク


ペリカンのエーデルシュタイン インク。
今年のインク オブ ザ イヤーは、‘スタールビー’。
以前、残念ながら廃番となったエーデルシュタイン ‘ルビー’とどう違うのか?
「スター」が付くぐらいだから、光り輝く赤インクかぁ⁉︎
…っと、想像は膨らむばかりなのですが…いかんせん赤色インクの使い道が…。
自分の中では、活躍出来そうな場面が思い浮かばないってのもあって、エーデルシュタインの年度限定インクにもかかわらず、、、正直、このスタールビーにあまりビビッっっっと来ませんでした。



昨年のインク オブ ザ イヤーの‘オリビーン’は、濃いめのグリーンがドンピシャ自分好みで、狂った様に買いに走ってしまいましたが。。。
今回は、パスしちゃおうかなぁ〜…どうしようかなぁ〜…と思いつつ、とうとう予約もしないまま、夏になってしまいました。
7月に入り、ネットで発売になったとの情報をみた時は、
「毎年買ってるんだから、、、1つぐらいは、予約しとけばよかったかなぁ…」
っと、些か後悔しつつも…まぁ、いっかぁ〜…
っと、去年のオリビーンの熱狂が嘘の様な冷めようです。



そんな中、外回りで取引先に訪問した帰り道、何気に入った万年筆店のインクコーナーに…
なんと!スタールビーが2つ‼︎
いつもなら、店頭に並ぶことなく予約分で売切れてしまう事の多いエーデルシュタインの年度限定色なんですが…
今年の色は人気が無いのか?
それとも、発売された量が多かったのか⁇

あれ程、冷め冷めだったのですが…
目の前にぶら下がると、思わず食いついてしまうのが人情…ですよね⁉︎
思わぬ掘り出し物でも見つけたかの様に、笑顔で両手に2つの箱を待ってレジに向かってしまいました。



さて、、、
勢いで購入したスタールビー…どの万年筆に入れようか?
ふと思いついたのが、3ヶ月程前、大阪出張の時に「4割引!」と言う、魅惑的なフレーズに、これまた勢いで購入してしまった、デルタの‘ヴィンテージ レッド’。
赤のマーブル模様軸を買ったはいいけれど、どのインクを入れるか思い浮かばず、そのままになっていたのですが…
まるで、そうなることが運命であったかの様な奇跡的な出会い!
…っとなんだか1人で盛り上がって。。。
ウキウキしながら、スタールビーをヴィンテージ レッドに入れてみました。

そこは何と言っても、ペリカンのインクですので、特に心配はしませんでしたが…
ヴィンテージ レッドのFニブは、インクフロー良好の滑らかな書き心地!
インクが良いのか?、万年筆が良いのか⁇、どちらか判りませんが…相性はバッチリの組み合わせとなりました。



気になるインクの色ですが、
廃番となったエーデルシュタインの‘ルビー’の「正統派赤色」とは違って、いわゆる「赤紫」…ちと気取って言うなら、「ピンクの入ったバーガンディ」と言ったところでしょうか…。
ネットの画像では、もっとビビットな感じのする色合いを想像していましたが…
実際に書いてみると、発色が良く鮮やかながらも、落ち着いた上品な感じのする色合いです。

思いの外、いぃ〜色じゃないですか!
流石ペリカン!
1200以上の候補から選ばれた、インク オブ ザ イヤーだけあります。
普段の仕事に使うには、ちょっと難有りですが…日々のダイアリーなど、プライベートものには、使っても良さそう…な気がします。
2つも買っちゃったんで…ちょいちょい使っていきたいと思います。