Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan M800 Renaissance Brown 2 / ペリカン M800 ルネッサンスブラウン その2

2017年06月13日 18時15分03秒 | 万年筆


ここ最近、我が家の家電製品の故障が続いてます。
クーラーに食器洗い機、掃除機にお風呂の湯沸かし器まで…コレは家電製品とは違うか⁉︎
家電製品て、不思議と買って10年前後ぐらいから壊れ始めますよねぇ…思えば、結婚して9年…それを機に購入した家電達もそろそろ調子が悪くなり始める頃です。
先月は、思い切ってダイソンの掃除機を購入したのですが…その直後にお風呂の水が温かくならなくなり、湯沸かし器を買い替え…と、痛い出費が続いてます。



そんな、お財布の中身が緊急事態な中、遂に発売になりました!
‘Pelikan M800 Renaissance Brown’
待望のM800の限定品です。

購入先は、大阪の‘モリタ万年筆’…このお店は、リアルショップでは珍しく定価の2割引での販売…ペン先の調整もちゃんとしてくれるそうなので、前々から気になっていたお店です。
ちょうど苦しいお財布事情もあったので、この機会にお願いしてみました。
大阪にあるお店なので、なかなか訪問できないのですが、通販での対応もしてくれてるので、今回は思い切って通販で…
初めてのお店で、しかも通販…2割引とはいえ、それでもけっこうなお値段の万年筆を注文するので、かなり不安…心配してたのですが、
メールで何度かやり取りして、自分の好みの書き味やペン軸の色合いの好みなど、けっこうな希望をお願いしちゃったにもかかわらず、親切丁寧な対応で、品物を無事に届けてもらいました。



手元に届いた現物を見た第1印象は「濃いぃ!」
想像していた‘M800グランプラス’の様なブラウンよりももっと濃いブラウン…「こげ茶」って感じです。



濃いめのブラウンの中に帯状に輝くシルバーが、絶妙に光と陰を表現してます。
リングとクリップは24金プレート仕上げ…ブラウンカラーにゴールドがアクセントになってて、カッコいいです。
いやぁ〜イイですねぇ〜…モロ自分好みです。



ペリカンの商品紹介では…
「ルネッサンス絵画の典型的な特徴を象徴し、その時代の偉大なアーティストによって描かれた傑作に対して敬意を表しています…」
…だそうです。
恥ずかしながら、そちら方面にとんと疎い自分としては…申し訳ないのですが…正直、なんのこっちゃ良く分からないのですが…
アクリル樹脂という現代の素材を使いながらも、古き良きクラシカルな雰囲気を出すペリカンのセンス…しかも、M101Nシリーズの様な復刻版ではなく、ブラッグシップモデルのM800でそれをやってしまうのが、凄くカッコいいなと思います。



ペン先は、現行のM800シリーズと同様のゴールドとシルバーのバイカラー、18金ロジウム装飾…高級感漂ってます。
今回お願いしたのはBニヴ…
「太字で紙の上を滑る様に筆記できる滑らかな書き味で…」とお願いしてましたが、
しっかりと滑らかな書き味で、インクフローも多めに調整されてました。
この書き味で2割引…モリタ万年筆…かなりコスパ高いと思います。
近いうちに機会を作って、お店に訪問して見たいと思います。



インクは…最初は、無難にブルーブラック系のどれかでと思ってたのですが…
前回のブログで紹介した Pelikan Edelsteinの2017年限定色‘Smoky Quartz’を入れてみました。
Bニヴの太字で書くと濃淡が出て、Fニヴの細字で書いた時とは、だいぶ印象が違って見えます。

ペリカンのホームページでも「最高の組み合わせ」と紹介されてましたが、、、
確かにスモーキークオーツの濃いめのブラウンとルネッサンスブラウンの濃いブラウンが、しっくりマッチしていると思います。

今まで、ブラウン色のインクは、あまり使ってこなかったのですが、
今後は、このルネッサンスブラウン+スモーキークオーツのコンビをヘビーユーズしちゃいそうです。



M800シリーズでは、初めてのBニヴの購入でしたので、使い勝手や取り回しは、どうかなと少し不安だったのですが…逆にM800の様な大きめの万年筆の方が、太字で大らかに伸び伸びと執筆できることが分かりました。
M800の絶妙なバランスと重量の素晴らしさを再確認です。
書くことが気持ち良い…筆欲が満たされる万年筆です。