Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

LAMY Safari All-Black / ラミー サファリ オールブラック

2018年06月08日 20時50分00秒 | 万年筆


ラミー サファリの2018年度限定色‘オールブラック’が発売になりましたねぇ。

今年の限定色は、ボディもクリップもペン先も…全てブラックで、比較的オールラウンドで使える色かなと思い、いつも持ち歩いて使う常用万年筆にしようかと…
ってコトで、汎用性の高いEFニブを購入することにしました。



先日、出張先から早めに東京に戻れた日があったので、ちょうど良いタイミングだと思い、金ペン堂に行ってみようかと…
時間は夕方の5時…金ペン堂閉店まであと1時間ある…よしっ!
念のため、東京駅から金ペン堂に在庫確認の連絡をしてみると、未だお目当てのEFがあるそうなので、そのまま神保町に直行することに…



そそくさと気持ち早足で、金ペン堂に到着…現物の前で、思わずニヤリ…
全てブラックの艶消しサファリ…思った通り、いい感じ…カッコ良いです。

早速、試し書きをしようと思い、ラミーのブルーブラックのカートリッジを入れてもらうようお願いしたのですが、
ラミーのブルーブラックは、詰まりやすいので、止めた方が良いとダメ出しをされてしました。



おススメは、ラミーのブルーか、ペリカン エーデルシュタイン の‘タンザナイト’と店長さんに迫られて…
それじゃぁ〜タンザナイトで!と予定変更となりました。
まぁ、それはそれで…タンザナイトは、好きな色だし…それに色的にはラミーのブルーブラックよりもこっちの方が濃いブルーブラックだし…オールブラックには、合ってるかもな…
と、思い直してる間に、タンザナイト入りのコンバーターを装着したオールブラックが用意されたので、それでは!と試し書き…
感想は…流石…文句無しの滑らか書き味!
インクフローも多めで、EFでも充分なヌルスベの書き心地に思わずニンマリです。
国産の万年筆に比べるとFからFMぐらいの字幅になりますが…自分にとっては、これぐらいが、常用で使うにはちょうど良い太さです。

金ペン堂のペン先調整の良さは、もちろん言うまでもありませんが…EFニブの書き味は、特に良い(自分に合ってる)かな…っと実感しました。

予定外だった、タンザナイトもオールブラックの軸色によく合ってるかも…結果オーライですね。。。

ちなみにですが、
金ペン堂イチオシのインクを店長さんに聞いてみました…
イチオシは、やはり‘タンザナイト’だそうで、
他にもペリカン4001‘ロイヤル ブルー’も万年筆に優しいインクなんだそうです。

金ペン堂と言えば、ウォーターマンの‘ミステリアス ブルー’と思ってたのですが、最近インクが変わってしまって、詰まりやすくなってしまったそうで、今は、おススメしてないんだそうです。

自分の所有している万年筆にも‘ミステリアスブルー’を入れてる万年筆が、何本もあるので…これは、ちょっとショック!
色も自分好みで、安心して使えると思ってた、お気に入りのインクでしたので、今後どーするか…要検討です。



今回購入した、サファリ 2018年度限定色、オールブラックですが、
サファリのブラックは、定番品として既に2種類が発売されてて、
「オールブラックと何が違うの?」
と、疑問に思った方も多いかと思いますが…
実は、同じく疑問に思った自分、3月に開催された世界の万年筆展で、ラミーのメーカースタッフの方に質問⁉︎ 教えてもらってました‼︎

定番のブラック サファリの1つ‘シャイニー ブラック’は、艶のあるブラックボディにクリップとペン先がシルバー…ってコトで、明らかに違いが分かりますが、
もう1つの方の‘ブラック’は、ボディもクリップもペン先も全てブラック、しかも艶消しボディ…
ちょっと見、限定色のオールブラックと同じに見えますが…
よーく見ると、ブラックの色が、違うんです!
定番の‘ブラック’…実は、このブラックってネーミングは、日本国内のみのネーミングで、海外では、‘アンブラ(影)’とか‘チャコール(炭、木炭)’と呼ばれるんだそうです…黒じゃ無かったんですね!



‘オールブラック’と‘ブラック’を並べてみました。
左が限定色の‘オールブラック’…右が定番品の‘ブラック’…
画像だと分かりづらいか?…でも、確かに、左のオールブラックと違って右のブラックは、マットグレー…チャコールって感じがします。
現物を見て、‘オールブラック’のネーミングに納得…
スッキリと腑に落ちたところで、気持ち良く使いたいと思います。