2013年に発売された、復刻版M101Nシリーズの第2作になります。
M101Nシリーズの見た目の可愛らしくてクラシカルな雰囲気と軟らかなペン先が気に入り、第3作の‘トータスシェルレッド’、第1作の‘トータスシェルブラウン’を合間を置かずに購入したのですが…
このM101N リザードには、なかなか触手が伸びず…だってヘビ柄ですぜ!ヘビ柄の万年筆って、どーなのよ⁉︎
っっっと思ったからなんですが…まぁ、その頃は、まだ店頭でもネットでも各ニヴサイズの在庫がある状況でしたので、気持ちに余裕があったのもあるのですが…。
そうこうしているうちに月日は流れ…2016年の日本橋三越の世界の万年筆祭のペリカンブースで、このリザードを見た時、「…そういえば、最近、店頭やネットで見なくなったなぁ…」なんて思いながら見てたら、
それを察したのか、店員さんが、「このリザード、ペリカンジャパンの在庫最後の1本なんです!」と笑顔で急かして来ました。
なぬっ!そういえば、確かに最近とんと見なくなった…やばい急ぎ確保しなければ!
M101N は、3本シリーズ…2本揃えると3本目も欲しくなるのが人情!…ですよね⁉︎
いや、でも落ち着け…ついこの前まで「ヘビ柄だぜぇ⁉︎」って言ってたじゃないか‼︎…おぉ、そうだった、そうだった…。
なんとかその場は、欲望を冷静に取り押さえましたが…
家に帰って、ネットで改めて調べてみると、、、確かに、どこにもリザードが無い!
いつの間にかSoldOutだらけになっている‼︎
思い直して、改めて見ると…
黒のキャップにペン先とペン尻…クリップやリングはシルバー…14Kのニヴもリングとクリップに合わせてシルバー…渋い!大人な感じ…だんだんとヘビ柄もカッコ良く見えてくるから不思議です。
今更ですが、その見た目の良さを再認識…ペリカンさんすみませんでした。
…そうなると尚更、1度燃え上がった欲望の炎は、消えるはずもなく…
翌日の朝、開店と同時にペリカンブースの前に立つ自分がいました。
日本橋三越にあるペリカンの万年筆は、全て、ペリカンジャパンの山本さんの検品、調整済みのペン先だそうです。
店員さんに聞いてみると、展示品も山本さん検品済みとのこと…気になる所があるなら、改めて山本さんに見てもらえるとの嬉しいオマケが…
もちろん書き味は申し分無いのですが、もう少しフローが良ければなぁ…と思ったので、改めて山本さんに調整をお願いしました。
山本さんニコッと笑って、ペン先をクネクネクネクネとペーパーの上で動かして、ペン先をチョイチョイっと調整…
「これでいかがでしょうか?」と手渡されたリザードは、段違いの滑らかな書き心地に生まれ変わってました。
インクフローも多めで、まさにヌラヌラのスベスベ…ヌラスベの書き味です。
いつものことですが、山本さんの調整は、ほんの一瞬の出来事(ちょっと大袈裟かな)…前に座って見てても何が起こっているのか分からないのに、出来上がって来たペン先は、極上の仕上がりに…まさにミラクルです。
インクは、ペン軸の色に合わせて黒に…でも、真っ黒ってのはチト気が乗らず嫌でしたので、グレーで、でも薄くない色…なかなか良い色が見つかりませんでしたが、
Pen&Messageのオリジナルインク‘冬枯れ’が、自分の探し求めてた色にドンピシャヒット!
リザード柄のペン軸ともピッタリ合ってると思います。
最後にM101N シリーズの3本を並べて、パチリ!
…カッチョイイですねぇ…自己満足…1人ニヤついてます。
もう暫くすると、この3本に新発売のM101N ブライトレッドが加わります。
楽しみです。
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