「しまった! ねずみの大将とだいじな確認事項があった!」
連休ボケどころではない厄病神は、村はずれの水車小屋へと
スットンで行きました。
「ことシャー、ワシラの年だというのに、今頃来てももーおそい。
食い物も適当にあり、種籾を食うほどのことはなかった。
皆とっくに散ってしまったぜ。
冬中、寝ていたとちがうんかい」
ねずみの大将から、さんざんとイヤミをいわれても
なにも言えなかった厄病神だったのでございます。
連休ボケどころではない厄病神は、村はずれの水車小屋へと
スットンで行きました。
「ことシャー、ワシラの年だというのに、今頃来てももーおそい。
食い物も適当にあり、種籾を食うほどのことはなかった。
皆とっくに散ってしまったぜ。
冬中、寝ていたとちがうんかい」
ねずみの大将から、さんざんとイヤミをいわれても
なにも言えなかった厄病神だったのでございます。