一雨ごとに緑色が増してゆく春。
踏みしめられた散歩道にへばりついていたナズナが、赤茶色から一息に濃い緑色になる。
フキノトウとならぶ早春の山菜で、香りはまさに春のニオイとしかいいようがなく、おしたしが美味い。
フット思い出すのは、はるか昔の少年時代のころ、白光色に照りかえる校庭の草取りをさせられたことだ。
クラス全員のこともあったが、なにかの罰として一人か数人でやらされたことを思い出す。その草は「ぺんぺん草」とよばれ、食べられる「なずな」だと知ったのは、ずっとあとのことだったとおもう。
間違いのないように検索しましたら、花言葉は「貴方に全てを捧げます」と・・・。
あの小さな白い花からなんと不思議な、意味深な言葉を捧げたものでしょう。
ナズナのおしたしのことを書くつもりでしたが、次回にしましょう。
写真は舗装道のけなげなナズナ