昨夜のTVニースは、WBC優勝選手インタビュー一色だった。
原監督のコメントもなかなか意味深い内容だったが、イチローの弁は、さすが言葉を大切にするアメリカで揉まれている結果だと感じた。
「韓国のユニホームを着。メキシコのユニホームを着」と、この着るという言葉に、己の不調から日本チームの足を引っ張ってしまったという、自戒の念がこめられていた。そのほか、あえて婉曲的に意味深いコメントに、彼の知性をかいまみた。
イチローがあえて強調して着といったのに、NHKはこのコメントの字幕に着の文字をぬいていた。じつに愚かしいことである。
日本のスポーツ選手へのインタビューは、訊ねる方も答える選手も通り一遍の受け答えで、面白みがない。
海外のインタビューは、抽象的であったり、時には宗教的であったり、哲学的であったりする。
激しき運動から会得した知性のようなものを感じる。
残念ながら日本にはそんなインタビューはない。
昨夜のイチローの受け答えは、世界に通じる言葉だと思った。
原監督のコメントもなかなか意味深い内容だったが、イチローの弁は、さすが言葉を大切にするアメリカで揉まれている結果だと感じた。
「韓国のユニホームを着。メキシコのユニホームを着」と、この着るという言葉に、己の不調から日本チームの足を引っ張ってしまったという、自戒の念がこめられていた。そのほか、あえて婉曲的に意味深いコメントに、彼の知性をかいまみた。
イチローがあえて強調して着といったのに、NHKはこのコメントの字幕に着の文字をぬいていた。じつに愚かしいことである。
日本のスポーツ選手へのインタビューは、訊ねる方も答える選手も通り一遍の受け答えで、面白みがない。
海外のインタビューは、抽象的であったり、時には宗教的であったり、哲学的であったりする。
激しき運動から会得した知性のようなものを感じる。
残念ながら日本にはそんなインタビューはない。
昨夜のイチローの受け答えは、世界に通じる言葉だと思った。