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昨秋完成した六条院に、はじめての新春がめぐってきました。
源氏殿はまさに絶頂期。春夏秋冬と四季の趣を意図とした広大な邸宅には、正妻紫の上をはじめ、愛してきた女たちを住まわせた。
新年の晴れやかさは、後宮をしのいでいたともうわさをされた。
なにせ、遊びつくした源氏殿の趣向は、宮中のようなか固ぐるしさはなく、訪れる人々も、こころから楽しむことが出来た。
源氏殿も女君たちに年賀にまわろうと、化粧をしなおし、まずは正妻である紫の上にいった。
次は、明石の姫君の部屋 に行き、花散里のきみ。玉かずら・もろもろと源氏殿も大変なことです。
新年行事が一段落してから、すこし各下の東の院へ行くと、赤鼻の末摘花・いまわは尼となった空蝉
源氏は女たらしであるが、あとあとの面倒をみている。そこがいい