棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

秋山郷ー秘境と言うけれど

2011-11-11 08:34:03 | 山郷の暮し
今日は雨降りのようで、気温も平年でサブーーーイ。尋ねた秋山郷では雪降りだろう。
写真は秋山郷のシンボルとも言える鳥甲山。
案内をしてくれた友が見えないのは残念だ、と。通常の登山道は楽だから、登山ガイドをするつもりだったようだ。 アーー雨が降ってくれてよかった・・。

世界の辺境地を尋ねた経験から、人々が暮らしてきた地を秘境などとあまり使いたくない言葉です。私は人々の暮らしがある限り、辺境地(暮らしがあり文化があるという地)としてきたが、秋山郷は正に秘境の地になってしまいそうだ。
尋ねた宿の親父曰く「過疎地なんてもんでなく、あとわずかで人もいなくなる崩壊地区だ」と。
写真で見れば私の住んでいる「花の谷」と大差がない風景だが、渓谷の深さ・迫り来る切り立つ岩、なんといっても、街とつながるたった一本の狭い道より、谷底に下る枝道。
全国有数の豪雪地で、住んでいるのはジジババだけ。若いヤローは役場職員か、旅館のアルバイト。
時々行き会った村人は高齢者ばかりで、様子のいい元気な高齢者は、高級カメラをぶらさげた観光客。
多分,村人と同世代の方々だと見たが、あまりにもの違いに、その地がいかに厳しい暮らしであるのか想像にあまりある。

一杯機嫌ついでに歌ってくれた宿屋のおやじの、地元の民謡が気になった。
しっかりと歌詞を写しとってこなかったので・・・。内容は、オレ一生懸命芝刈りをするし、草刈だってしっかりやるから嫁っこほしい・・・。
とかなんとかいう内容だった。
只今調べ中ーーーつづく

ryusun

つぶやき

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