今日のチベット仏画は、長い歴史の上に独自のバランス感覚のスタイルが確立してきたことは大雑把に話してまいりました。
具体的には、任意の1の長さをもとに割り振っていくので、姿勢は総てがコピー化されていく。
顔の傾き・目鼻の位置や大きさなどなど厳格に決まっています。
では、その割り振りの本はといえば、タブン人間の形、すなわち自分たち自身のからだと思いますが・・・。
画家はその升目の中で輪郭を描き出すのすでが、作者によって微妙に違ってきます。言い換えれば、骨の位置(中心)はコピーされても、肉着けが違ってくることによって、どうしても雰囲気が異なってしまいます。
当たり前といえばアタリマエなんですが、これこそ描手の個性で、同じような図形で微妙に違っていることを見い出すのは面白いことです。
また、時代・地域によって違っているので、年代鑑定の目安になります。
右図はただ今製作の「チベット寺院内を描く-360×200cm」の一部
具体的には、任意の1の長さをもとに割り振っていくので、姿勢は総てがコピー化されていく。
顔の傾き・目鼻の位置や大きさなどなど厳格に決まっています。
では、その割り振りの本はといえば、タブン人間の形、すなわち自分たち自身のからだと思いますが・・・。
画家はその升目の中で輪郭を描き出すのすでが、作者によって微妙に違ってきます。言い換えれば、骨の位置(中心)はコピーされても、肉着けが違ってくることによって、どうしても雰囲気が異なってしまいます。
当たり前といえばアタリマエなんですが、これこそ描手の個性で、同じような図形で微妙に違っていることを見い出すのは面白いことです。
また、時代・地域によって違っているので、年代鑑定の目安になります。
右図はただ今製作の「チベット寺院内を描く-360×200cm」の一部
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