棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

鹿の角

2014-03-04 14:33:03 | 山郷の暮し
昨日 チビ助のハナが山に向かって激しく吠え立てる。
また鹿の一団が徘徊しているのだろうと「いつものこと」と気もしていなかった。
そのうちに静かになったがなんのことはない、綱が切れて脱走をしていた。
綱が絡まってしまうとやっかいなので散歩に出れば、防獣ネット沿いにほえ立て走り回っている。
行ってみると雄鹿が山側でネットに絡まったように死んでいた。
まだ生きているのかと思われるほど、緑色したきれいな目をし、温かみすら感じる。
そして、立派な角がある。
どうもこの角が災いをしたのではないだろうか。
即 角を切り落とす気にはならなかった。

私は鹿の角などあまり興味は無いのだが、
東京の造形家から鹿の角がほしいと頼まれていたが、そういつでも転がっているものでもない。
知り合いの鉄砲うちに頼んでおいたがまだ手に入っていなかった。
そんなこともあり、冷え込んだ今朝切り落としてきた。

どんな作品になるのか楽しみだが、あえて無残な姿の写真を同封しよう。




美しい雪景色

2014-03-02 11:51:58 | 山郷の暮し
思わせぶりな春の陽気でしたが、マーー大雪にならなくてよかった。
積雪5センチほどの湿った雪を踏みしめながらの散歩。
一面の雪化粧に見とれてしまった。
先の大雪では風景を楽しむどころではなかった。
とって引き返し写真を撮る。
名作をご覧アレ。

お日様もでず、面前の窓越しの風景も雪景色。
今日はうっとおしい天気になりそうだねー。







弥生

2014-03-01 09:49:15 | 山郷の暮し
三月一日
昨日は気温が一気に上がり、雪解けの水音が賑やかだった。
我が庭の雪の固まりも小さくなったが、面前の北斜面は大雪当時と大して変わらない雪景色。

今朝は霧が谷を包み、なんとなく薄ら寒い。
2mもあったツララは昨日の暖かさで根元からドサッ!!と落ちたが、今はまだ雪解けの音楽もない。
お天道様が顔を出してくれないとやはり寒いものだ。

久しぶりに山沿いの散歩コースに挑んだが、まだまだ長靴だけでは埋まってしまう。
喜ぶのはチビのハナだが、ズボッと吹き溜まりに落ち込みもがいている。
サクラバーちゃんは、ご高齢もあるのかそんな無駄な動きはない。

コブシ大の日本鹿の足跡が人間圏内に縦横無人についている。
作物への被害はこれからで、春植えの苗を食い荒らすのだ。
山沿い一面に伸びる防獣ネットは本当に役立っているのか、足跡を見つけるたびに心配になる。

またまた大雪の予報だが、もーー結構です。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本