RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

もっと光を!でも月の餅つきはウサギだけ

2006-12-20 00:49:54 | せからしか

(るるの母の創作人形/ふくよかさん)

今日も寒いですが
おとといの北風に比べると
晴れてていい冬の日って感じです
でも乾燥するとノロウィルスが怖いです
みんな気をつけよう
おなかはだいじだよ~
でも晴れてるほうがいいね冬はさ

冬の間、陽の差さない村もあるってね
スイス国境に近いピエモンテ州ビガネッラ村
深い渓谷の底近くにあるため
毎年11月中旬から2月初めまでの83日間
昼間も陽が差さないんだって

ピエルフランコ・ミダリ村長は建築家と協力して
北側の斜面に縦約5m横8mの巨大なステンレスの鏡を
置いて、コンピューター制御で角度を変えてその反射光を
村の広場に当てる計画を発案実行したというのです
へ~え今日の西日本新聞に載ってたよ。
17日にスタートボタンを押し、計画どうりに広場に光
が届き広場を埋めた村人から歓声と拍手が。
るるからも
村長のお言葉 「みんなが集まる広場に光が欲しかった。
小さな村でも新しいことができるということを示せて幸せ」
この村の人口は百八十五人、標高579メートルだそう。
もういっかい

「もっと光を」とゲーテも言ってます。
我が家にも光がもっと欲しいです・・・あまり陽が差しません。
ステンレスの流し台でも引っぺがしてどっかに立ててやるか
冬は月の光でがまんしよう

そんな小さな村のささやかな幸せ記事の横に
NASA米航空宇宙局が、2024年までに月に有人基地を建設し
宇宙飛行士による火星探索へという記事が
NASAは今後、世界各国へ計画の参加協力を求めていく方針
(ブッシュ大統領「新宇宙戦略」を具体化)
・・・どうなの?
・・・これはどうなの?
月や火星まで食い荒らそうっていうの?
その前にその莫大甚大な費用で
地球環境の修復をしてからにして下さい
と言いたい 


(月でもち付くまえにもっと落ちつけ!)

ドナルドフェイゲンの
「KAMAKIRIAD」を視(試)聴してみた
スプリングタイムとスノウバウンド etc
・・・ふーむ
ついでにナイトフライも聞いとこう
なんか上質のバーの
マホガニーのカウンターで
ギムレットでも 飲まにゃにゃきゃ
って感じのいい音楽です。
まあ視(試)聴だけでおいといたる
かかってこんかい!
(吉本新喜劇風に

  

 冬景色   るる

ある川の中州に鴨に似た鳥がいて
かうかう とりりりりと
鳴いては暮らす

夢の断片はひどく汗っかきで
冬もさなかだのに
半そでのセーターを着て
笑って暮らす
頬が揺れてぱちんと氷が割れる
水溜りの水鏡
それでも
枯れ残ったススキやエノコロ草や
かさかさ喋る雑草の声を枕に
眠りに着いたりして暮らす

川に流れる夕日の数を数えては
眠ろうとするが 眠れない
さて
もう一度好いて下さいとか
古いこひと言う字は
いとし、いとし、といふこころ
「戀」と書くのだとか
お伽噺の最中に
鳥が羽ばたいて
ささやかな感情の
もつれあう音を聞く

心は飛べないので
肋骨と肋骨の隙間から
「本当にねえ」「とてもねぇ」
とか
声を出していってみる

月が出るころにやっとスイトウと
やわらかなひざ掛けを持って
行き先を地べたにかいて出かける