☆男女の洋服の前合わせは昔は同じだった ○か×か?
★答え ○
日本は、昔は左前合わせでしたが、太宝律令(701年)の中の衣服令で
右前合わせに決められました。
これは唐の制度を真似たものでしたが法律で定められた為 皆一斉に右前合せに変ったのです
西洋でも最初は左前合わせでしたが、剣を抜きにくいので右前合せに、変える人が増えました。
一方、女性の方は剣を持ち歩くことはなかったために 左前合わせのままでした。
因みに、日本の着物(和服)は男女とも
左前合わせです
たまに、若い女性が「浴衣」を 右前にして着ておられる見ます~ きっと母親か誰かに着せて
貰って 反対になっているのだろうと推測します。
着物は、 体に近いほうを「前」(手前)と言います。
着物は右身頃を前(手前)にして着るもの。
死装束は左身頃を前(手前)にして着せるので「左前」といいます。
死後の世界が現世とは逆さまだからなど、理由は色々あるようですが。