あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

木戸孝允旧邸と達磨堂

2011-08-31 11:15:03 | Weblog
[京の夏の旅」第2弾。
木戸孝允旧邸と達磨堂へ行ってきました。旧邸は、鴨川散歩の道すがら
垣根を通して覗いて見られるほどの、近くにあります。でもその隣にあ
る達磨堂はあること自体知りませんでした。



勤王の志士・桂小五郎としても知られる木戸孝允の邸宅跡で、病床にあ
った孝允を見舞うために明治天皇が行幸された由緒ある場所。隣には達
磨堂があって、孝允の子・忠太郎が集めた数万点に及ぶ達磨コレクショ
ンも見ものです。

達磨堂の屋根には大小のダルマの鬼瓦が、てっぺんと4隅にあって周囲
を睥睨し、入り口の両側には中国のダルマが狛犬のように立っています。

 

窓までもダルマ型となると、忠太郎氏のダルマへのこだわりは、並大抵
のものではないことがよくわかります。



中に入ればさらに仰天! 数万点といわれる大小様々のダルマが棚いっ
ぱいに並べられています。(写真はその一部)

 

両側をダルマ棚に挟まれて木彫りのダルマが鎮座しています。両手を上
に上げてユーモラスな格好をしていますが、埃を被っていてちょっとわ
かりにくいですね。

 

駒井家住宅

2011-08-30 00:21:15 | Weblog
「京の夏の旅」で特別公開されている駒井家住宅へ行ってきました。

《駒井家住宅は、遺伝学者であった駒井卓博士の邸宅で、名建築家
ヴォーリズの設計による昭和初期の洋館の代表作。比叡山を望む広
い庭と、洋と和の折衷的な間取り、ステンドグラスや壁画に埋め込
まれた収納家具など、室内の意匠も見どころです》(チケット裏面
から引用)

門を入って建物の次に目についたのは大きな大王松です。20 mくら
いはあるでしょうか。上の方で広がって風に揺れています。




2階への階段の窓には黄金色のステンドグラスがはめられていて、
夕日が柔らかく差し込むように工夫されています。一見、古いガラ
ス?と思いましたが、そうではないのです。アメリカ製だそうで、
1枚破損したときはわざわざアメリカから取り寄せられたそうです。

 


終戦直後の一時期、進駐軍に接収されて内部を白く塗り替えられま
した。1枚の戸の片面が襖、裏面が白い板戸というのもその名残で
す。2階の部屋からは、比叡山と大文字山が一望できるよう窓が造
られています。当時は素晴らしい眺めだったのでしょうね。今もか
ろうじて見られます.

  


台所の裏の通用口の扉が一工夫されていました。庭の桜と紅葉が
見えるように壁と扉を丸く切り抜いて丸い額絵になっているのです。
係の方は、春と秋それはそれは見事ですよと言っておられました。

 

白川疎水辺りに建つ約30坪のこじんまりとした昭和のハイカラ住宅。
今、この建物は(財)日本ナショナルトラストに管理、保護されて
います。

緑のカーテン

2011-08-15 10:38:52 | Weblog
毎年よく咲いた朝顔「ヘブンリーブルー」が気に入って
今年も小さなプランターに2本ずつ植え、3鉢を2階の窓際に置いた。
まず、4本の支柱を立て、10センチ四方の網を張って固定する。

20センチほどの苗が8本、日に日に少しずつ伸びていく芽の先を
眺めているのは楽しみの一つになった。
当然、芽は上に伸びる。

待てよ、このままではどんどん上にいくばかりで、
仰いで花を見るのは面白くない。
そうだ、伸びる芽を横向けてやろう。

というわけで、右に左に蔓を誘導してやっとカーテンらしくなった。
1本の枝から数個の花が次々と咲き、悦に入ってたのだが、
その後ぷっつりと咲かなくなって、葉を茂らすのみ。

この朝顔は秋の終わりまで咲くという。
蕾らしいものもつけていないが、まあ、気長に待つとしよう。
そのうちに下の方の葉が黄ばみかけ、透け透けになってきたので
夕顔の苗を3本補充した。

夕顔は勢いがあってぐんぐん伸び、間もなく朝顔を席巻するまでになった。
葉は大きいし、日差しもよく遮っている。
あれよあれよという間に上に伸びて、大きな花が3個、一度に咲いた。
目線より上で咲いたので、じっくりと見られない。
おまけに夕顔、暗くならないと咲かない。

カメラをぐっとのばしてやっと撮れたのがこの横向きの写真です。
嬉しいものですね。





似顔絵

2011-08-01 20:06:35 | Weblog
鳥を追い、花を愛で・・・の散歩道からずれまして、
今日はちょっと方向転換です。

新聞などを見ていると、特徴を見事に捉えた似顔絵。
カンさんのうつろな目、カメイさんのおたふく顔・・・

こんなの描けたらいいな。では真似てみるか。
とやり始めましたが、おっとどっこい、これが難しい!

で、愚作を少し見てください。
ここがヘンだよ、とご指摘いただくとうれしいのですが。