あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

大法院の紅葉

2017-11-30 14:18:20 | Weblog
退蔵院に続いて大法院にも行ってきました。
同じ妙心寺の塔頭寺院です。
退蔵院は広い境内の南の方にありますが、こちらは西北の角。
特別公開中の看板を見て、折角だから入ってみようということに。

説明書には
 大砲院は真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺。
 路地庭園が美しいことで知られる。
 境内には、真田家一門や兵法学者佐久間象山のお墓がある。
 普段は非公開、新緑と紅葉の時期のみ特別公開される。
とあります。
お茶とお菓子付きで700円。高くはありません。

入り口に入ってすぐに見上げるほどの高木のモミジが
真っ赤に燃えています。



上下の写真をつなぎ合わせてみて下さい。
ずれていますが、同じ木です。

赤毛氈に座ってお菓子をいただきながら
ゆっくりと紅葉のお庭を拝観。至福のひとときです。
背景の双ヶ丘が景観を引き立てています。
(残念ですが、座った位置からは丘は見えません)




住職さんのお話によると、
ここの前住職と元横綱千代の富士関が懇意であったことから
庭の一画に墓所を設け、立派な石碑が建てられたそうです。


これで2つのお寺を一日で拝観したことになります。
今年はこの辺で、「紅葉はごちそうさま」です。(笑)

紅葉の退蔵院

2017-11-26 11:11:32 | Weblog
どこへ行っても満員の京都。
西山も東山も避けて、洛中の妙心寺・退蔵院へ
空いている朝をねらって出かけてきました。
ここは春にも訪れていて、青葉のモミジがきれいだったので、
ぜひ秋にも・・との思いから友人と二人で。
退蔵院の春はこのブログで今年の4月に紹介していますので、
今回は紅葉だけをアップしました。

余香苑です。


このお庭に入る手前に水琴窟があり、
耳を澄ませると
朝のさわやかな空気に静かなメロディを奏でています。


余香苑へ行くまでの紅葉が素晴らしいのです。









赤、黄、緑のハーモニーにうっとり。
グラデーションもきれいです。

旧三井家下鴨別邸

2017-11-23 17:16:24 | Weblog
この別邸は下鴨神社の南、糺(ただす)の森の南端にあり、
京都家庭裁判所に隣接する旧三井家の下鴨別邸です。
三井財閥を築いた三井家の木屋町別邸を移築したもの。
下鴨神社への参拝道で、いつも横を通っていました。
最上階の望楼は木々の間から見えていましたが、
由緒ある建物だとは知りませんでした。
「明治・大正期に豪商が建てた和風建築はほとんど存在せず、貴重な建物」
として2011年に国の重要文化財に指定されています。

今、特別公開中なので行ってきました。


この門を入って玄関から1階、2階と巡ります。
中3階と望楼がありますが、入場できるのは2階までです。

2階から見た、瓢箪池の庭です。
ここの紅葉は少し遅いようでまだ色づき始めです。
(もう1週間先の方がよかったな)


庭に回って見る主屋。
望楼からは比叡山の眺望が素晴らしいと思います。




庭の隅にはムクノキの巨木が2本、重なり合って聳えています。
長い歴史を眺めて来たのでしょうね。


塀の外には真っ赤になったモミジが
神社の鳥居をよく引き立てています。



帰り道、鴨川でユリカモメをやっと見つけました。
今年はずいぶん遅く、待ちに待ったご到来です。

8羽。
来るべき鳥がやって来た、嬉しい感動の瞬間でした。


天橋立 股のぞき

2017-11-12 17:23:17 | Weblog
天橋立にやってきました。
きょうも快晴、やや霞んではいるものの遠くまで見渡せます。
文珠山の山頂にあるビューランドからの眺めです。

龍がこちら向いてやってくるように見えます。

有名な股のぞき用の台もあって、
股のぞきしながら撮ってみました。

いかがですか、今度は龍が天に昇っていくように見えませんか?

昼食を済ませて西舞鶴に向かいます。
ここから西舞鶴までは、ほんとうは「赤松号」に乗りたかったのですが、
この日は運休で乗れず残念!
数人の客を乗せたたった1輛の普通車。
ガタガタ、ガタガタ・・・、いい気分、旅満喫です。
後部で揺られながら過ぎゆく風景を撮ります。

 ♬線路は続くよ どこまでも


  野を越え山越〜え


  海を見て〜




由良川鉄橋です。



  はるかな町まで 僕たちの
  楽しい旅の夢 つないでる
  ランラ ランラ ラ〜ンラ
  ランラ ランラ ラ〜ンラ
  ランラ ランラ ランラン
  ラン ラン ラン ・・・♬♬♬


西舞鶴では、乗れなかった「赤松号」を見ることが出来ました。
なかなかおしゃれな車両です。






夕日ヶ浦で夕日を見る

2017-11-09 13:36:02 | Weblog
“海に落ちる夕日を見たい”の思いが叶って
やっと行ってきました、夕日ヶ浦木津温泉。



カレンダーと天気予報を見比べて、
明日行こうと決めたのが前日。早速JTBで予約です。


特急「はしだて5号」。
京都丹後鉄道の「青松」号がホームにとまっていました。
え? 乗ってみたかった車両が目の前に。
京都丹後鉄道がJR京都駅まで乗りいれていたのです。
JRの豪華列車をデザインされた方の車内、さすが斬新な風格です。

天井、床、シートも木製、日よけカーテンは竹のすだれのようです。


静かな海辺の宿に着きました。
宿のすぐ前は海、水平線がくっきりと空との境界を隔てています。



右側遠くには間人(たいざ)岬、この岬の向こうでは
「日本海一の“たいざガニ”が獲れるんじゃ」と、
海辺のベンチで休んでいた地元のおじいさんが
誇らしげに話しかけてくれました。
この地方の会話には少し名古屋弁のような訛りがあります。

4時半過ぎ、影が長〜くなって、いよいよ夕日の時刻。


左遠く城崎岬の山に紫がかった薄い雲の中に
夕日が落ち始めました。




だんだんと黄金色に輝く空と海と・・・。
ウァ〜 素晴らしい!!




4時55分、日没です。
今夜は蟹づくし、嬉しい一日でした。
明日は天橋立を通って帰ります。

カワアイサ

2017-11-04 20:23:02 | Weblog
11月3日の朝、カワアイサの♀が2羽、
去年よりも20日も早くやってきました。
鴨川を覚えていてくれたのかと、嬉しくなってきます。











潜ったり、羽ばたいたり、ヒドリガモの後を追ったり・・・。
「やっと来れたね」とお互いが言い合っているようにも見えます。
ようこそ、お疲れさん!

秋で〜す!

2017-11-02 17:46:06 | Weblog
やっと気持ちのよい秋の空になりました。
土手のサクラもすっかり紅葉し、早くも冬姿になった木もあります。






コガモが3羽、カルガモのあとを追っています。


ヒドリガモの落ち穂拾いも始まり、
近くからカメラを向けても逃げません。
この辺りは生い茂っていたメヒシバが枯れて
たくさんの実を落としているのです。
中州にいるよりも採餌の効率が良いのでしょうね。


マンションの生け垣のソヨゴも
かわいい真っ赤な実をつけました。


こちらはモチノキでしょうか?
ソヨゴに似ていますが、実のつき方が違います。


ユリオプスデイジィもきれいに咲きました。





好天が続くと家の中にじっとしておれません。
きょうは午後からお墓参りに行って来ました。
あしたは美術館行きです。
明後日は地域の防災訓練の日です。
おお、いそがし。