あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

植物園 春近し

2020-01-27 14:19:05 | Weblog
植物園の中にある生態園が好きで、
園へ行けばそこばかりを歩いています。
日差しはあっても寒い日は入園者もチラホラ。

芝生広場も親子連れが2組だけ。
遊び場ではない生態園ではなおさらのこと。
行き交うのは同好の士と思われる人ばかり。
大きな大砲カメラを肩に、梢に目をやるオジサマ、
「何か見られましたか」「いんや、何にもおらへんわ」
探し物をするように目をはいつくばせているオバサマ、
「フクジュソウが咲いていますよ」「え? どこどこ・・・」

咲いていましたフクジュソウ、やっと見つけました。


池の近くにはフキノトウが。


そのそばには緑色の小さな花をつけたオニシバリ。


水辺には石の上まで蔓をのばしたエンコウソウ。


ヒヨドリジョウゴが真っ赤な実をいっぱいつけています。


咲き残っているサザンカ、名前は “笑顔” ですって。


今の時期にも咲くサクラ “フダンザクラ” がきれいでした。





この桜の原木は、わたしの故郷にあります。


帰り道、府立大学のグランドでエミューに出会いました。



大きいですね、びっくり! 
府立大学で研究用に飼われていて、
研究員と一緒にお散歩の時間だそうです。





大寒とはいえ 日差しは春

2020-01-22 20:09:49 | Weblog
強い日差しに誘われて川辺に出て見ると、
風というより空気はしっかりと冷たい。
風景だけは春だあと見ていても、
ジーンとした冷えが体にまつわりつく。

4,5日前の河川敷。
元気のよい子供たちのかけ声が響いて
手製と思われるタコがあちこちで上がっていた。




賑やかでいいなあ、と橋の上からしばらく見とれていた。
橋の麓にはナンテンが赤い実をつけている。
そういえば、この冬はナンテンの実がよく目立つ。
鳥に狙われてそのうちなくなるだろうと思っていたが、
今年は一向になくならない。
ヒヨドリやムクドリの好物のはずが・・・。
彼らが少なくなったのか、ほかに美味しいものがあるのか。
とにかく街中でナンテンの目立つこと。

岸辺の淵の片隅に丸い穴、小魚がよくサギに狙われる場所がある。
今朝はなぜか、そこにいっぱいの小魚がウジャウジャ。
夜みんな集まってここで寝ていたのかな?

早く分散しないとまた狙われるよ!


ヒドリガモのお散歩。
近づいても平気、慣れたものですね。








春はそこまで来てるのに

2020-01-12 15:27:46 | Weblog
寒の入りだというのに、暖かくてホッとしていたら、
今朝のこの冷たさ! ブルッとしながら通りを掃き終えた。
そうだ、京の底冷えだ。

でも、春は確実に近づいている。
青空につんと突き出した梅やコブシのつぼみがふくらんだ。




ジンチョウゲももうじき咲くだろう。



この頃はつい出不精になりがちなので、
ウォーキングを兼ねて図書館通いを続けている。
寝る前の1時間ほどが私の読書タイム。
読みたいのはエッセイ集。
身近な話題をおもしろおかしく書かれているもので
あまり古くないものを選んで借りてくる。
笑ったり、しゅんとしたり・・・、これが楽しい。

ひところは時代小説にはまって、
主人の買い貯めた本を片っ端から読んでいた。
ずらりと並んだ本棚を眺めて、また、読みたいものを見つけた。
一度は読んでいるけど、内容はほとんど思い出せない。
『風の市兵衛』シリーズだ。
そろばん侍<唐木市兵衛>が風の剣を振るいながら
悪党に立ち向かうというストーリー。
あそうそう、そうだったと読みながら
2回目の読書を楽しむ。



さあ、今晩はどちらを読もうかな〜。
無事に過ごせた1年を感謝しつつ、
今年もいい年でありますように・・・。