・2024/01/17
・阪神淡路大震災(1.17)から29年が経ちました。
・「兵庫県の災害に対する現状」:(本日の神戸新聞1面に掲載されていました。ので転記します。)
・住宅の耐震化率;90.1%(2018年)
・耐震性不足の住宅:22万9千戸(2018年)
・地震時などに著しく危険な密集市街地:神戸市内、190ヘクタール(2022年度末)
・災害時に孤立する恐れがある集落:28市町、415集落(2021年度)
・災害危険区域:13市町68カ所、2027戸、7602人(2022年10月)
・避難行動要支援者」:44万7千人(2023年1月)
・県全体の高齢化率(国勢調査):29.3%(2020年)
・新聞のコメントとして、県内で高齢化率が高い、但馬や西播磨に耐震化率が80%前後と低い、また、神戸市内で輪島市「朝市通り」と同様の大火災が起きる可能性があるとのことです。
・昨日のニュースに、
絵本『おおじしん、さがして、はしって、まもるんだ: 子どもの身をまもるための本』。うさぎさんのポーズの紹介ページ(清永奈穂さん提供)がありました。
「大地震には『3つの時』があります。最初は大地震が起こった『(まさに)その時』、2番目は大地震の大揺れと闘い逃げる『(避難する)その時』、そして最後の3番目は逃れて『(避難生活を過ごす)その時』です。
──最初の大地震が起こった『(まさに)その時』というのはどれくらいの時間?
「阪神淡路大震災で罹災した大人(当時神戸市外居住。当時小学校4年生。T.Yさん)や、2007年能登地震で罹災した先生(石川県内の園、小学校、中学校教員65名)に『その時何が起こったか』を聞きました(2005年~2007年文部省科学研究費GP研究。清永賢二代表)。分かったことは、ともかく『8秒を生きろ』ということでした。
たとえば大地震では最初の揺れから大揺れまでの時間は、震源に近いか遠いかによって異なりますが、直下型地震のように震源が近い場合には1~2秒、遠い場合には10秒以上の場合もあります。ここではGP研究で聴き取りをした罹災経験者の体感時間(自分はこのくらいの時間だったという時間)を参考にしながら『8秒』を目安としました。
・ところで、我が家は1980年に建設、1981年から耐震基準が新しくなりました。プレファブメーカーの家なので、新しい基準に入っているとおもいますが、これから、地震速報が出れば、(まさに)その時は、1階は、こたつの中、2階は刺しゅうの机の下に、身を隠すように、したいと思います。
(1階のこたつ)