東広島（西条） 三ツ城古墳にて 隠岐しげさ節（三味線と唄♪）

和楽の会民謡ファンのみなさま　こんにちは　　今日の動画は広島中心部から車で約３０分のところにございます　東広島は西条にあります　三ツ城古墳という観光地へとやって参りました　ここは古墳を形作る石郡と周りにあるたくさんの緑のグリーンのバランスが素晴らしく鮮やかで空気も良くて気持ちが良かったです　人間という生き物は常に新しい景色や出会いによる刺激を求めるものだと私は思っておりまして　チャンスがあれば、このような景色の良い場所を求めてドライブをするのでございます　私が思うに人の頭の中にある脳というものは発達や進化をしたいが為に新しいものや新鮮なもの・・　気持ちの良くなるような景色など・・　それらを目や体から取り入れることによって脳にある細胞が活発化し、それぞれ感じ取る組織が発達してゆくと考えているのです。　つまり日頃、家に篭って外の景色を取り入れることのない人の場合には、色々なさまざまな景色や外の新鮮さを感じる細胞が発達しにくいために鈍くなってしまいます。　もちろん家の中ばかりは駄目だと言っているのでは決してありません。　家の中じゃないと出来ないことはたくさんございますからね。

私の考える素晴らしい人間というのは、さまざまな景色を観て心や脳でたくさん感じている人だと思うのです。　広く浅くという言葉がございますが・・　例えば色々なスポーツを体験してみるということも脳のスポーツ組織を伸ばす細胞は発達することでしょう。　種類を多く体験するたびに、細胞もさまざまな多種が発達し・・　それらが応用力（スポーツ以外にも色々な角度から物事を考えることの力にもなるでしょう）となり、生きていく上において助けや知恵となることでしょう。　私の場合には、三味線が好きですので、さまざまな場所で弾くことを挑戦しております。　そうしてみますと場所によって音色が全く違いますし、室内と野外を比べてみましても音の大きさ、響き、跳ね返り、さまざまな変化を感じ取ることが出来て楽しいです。　それらの経験は後の私の三味線人生に光を指してくれることとなることでしょう。　私は半年くらい前まで知らなかったのですが、三味線は直射日光を当てては良くないそうです。　そんなことも知らずに３年も弾いていたなんて・・　さすが我流くんですよねー　今では野外で弾く時には陰になる場所を探して弾くように心がけているのですよ

三味線を弾いていると人がその音色に釣られて嬉しそうに集まってくるくらいのレベルになってみたいものですよね～（夢）　それでも初めて広島本通りで　しげさ節を弾いてた時に・・　隠岐出身のサラリーマンの方が本当に嬉しそうに「こんな広島の通りで　ふるさとの曲が聞こえてくるなんて　すっごく懐かしくて嬉しかったです」って喜んでくださった時には私も感無量でした　やっぱり曲を知っている人と全く聴いたことがない人では反応が全然違いますよね　私は隠岐しげさ節を知っていて良かった　民謡曲の中では最も好きですね　ただーし　この曲は簡単そうで　とても難しい曲なのです　ただ三味線のスピードに合わせて唄うようでは隠岐では通用しないのです。　川に例えますと・・　平均スピードってのはあるのですが（三味線のスピードです）　そのスピードの中にでも　川幅の広い地点と狭い地点がところどころにございまして　細いところはスピードが速くなり広いところは遅くなるのです。　そのスピードの変化を考えながら節回しを組込んでゆくのが難しいんですね。　それができて音程が保てる方が上級者だと僕の中では思っているのです。　私の考える最高の隠岐しげさ節という民謡唄は、発音に力みがなく、音程がぴったり合っていて、スピードに変化があり、音量の小さな部分と大きな部分をちゃんと配分できている。　それらのコントロールを完璧にこなせた方の唄が最高だと思っております。

私は隠岐しげさ節が日本一大好きな男でございますが、いつの日か民謡フェスティバルに隠岐本土で日本一に輝かれた方が出場することを心から願っているのでございます　未だ誰も出場されていないように思っているから・・　一度、隠岐民謡協会さまに聞いてみたいと思っております。　もしかしたら・・　出場できない訳があるのかもしれないですからね。　それと音戸の舟唄全国大会は１月の終わりの日曜日でございますが、出場する予定の民謡人のお仲間さんおられましたら、ご連絡いただければ幸いです。　出来れば私が協力したいので　よろしくお願い致します。　

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