和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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和楽の会民謡 夢を描く

2015-12-03 08:39:36 | 和楽の会民謡
私達の民謡会に一体、この世、時代に何が残せるのだろうかと最近、考えるようになってきた。

そんな時に1つの大きなヒントとなったのは、江島牡丹園にて行った隠岐しげさ節の演奏動画撮影だった。

私がかつて民謡を行い始めた頃、とにかく民謡という世界は割と会に属さない素人さんにとっては情報が入りにくく動画を探しても参考に出来る材料が非常に少なかった。

私はレベルの高い民謡人の参考にはとても無理だが、せめて、民謡が好きだけれども会に入る勇気までは持てないという方たちのお役に立ちたいとの思いがある。

そして私達にしか出来ない民謡、それが江島牡丹園での民謡現地ライブである。 私はさまざまなところで三味線や尺八を吹き民謡を楽しみ歩んできた。

中でも最も気持ちよかったのが江島牡丹園であった。 そこは従業員さんが、とても優しく人情味のある方ばかりで私達の民謡を快く受け入れ喜んでくださった。

背景に和の美しい日本庭園(鯉も泳いでいる)が広がっており椅子にも赤い毛繊が敷かれていた。

このような素晴らしい和の自然の中で民謡を表現することが、これほど心地良いとは、私はその時に初めて味わった。

技術こそ初級ではあるのだが、民謡を愛する気持ちだけは伝わると信じている。 私が目指す和楽民謡とは、その様な映像を未来の民謡ファンに向け残してゆくことである。
ただ、この挑戦での悩みは協力していただける民謡人が足りないことである。 この間は私服にて行ったのだったが、次は隠岐浄土ヶ浦などで着物をちゃんと着て毛繊を用意した上で行いたい。

他の目指す地域については、色々あるのだが、現地ライブするためには条件もある。 雑音が少ないこと、迷惑のかからないこと、景観の良い場所など。

観る方が景色を楽しめながら民謡を同時に楽しめる映像を目指したい。 私に出来る、この世に残せる民謡の足跡といえば、このくらいであろう。

民謡は、デジタル化が進み便利な世の中が広く大きくなるにつれ、今から必ず求められてくる時代は来る。 それは民謡というものは、現代の人々が失いかけている日本の伝統の基礎を備えているからである。

朝の人気の連続ドラマ、朝がきた、でも三味線はよく出てくるし、三味線は日本伝統の象徴でもあるといえる。 しかし多くの誰もが三味線は難しく高価なので、とりつき辛く、始めから諦め興味すら持てずにいる。

私は、そこをなんとか少しでも打開をしたい。 一人でも多くの人に三味線の素晴らしさを知ってもらい、もっと日本の本物の古き良き素晴らしさを感じていただきたい。

そして一緒に隠岐を目指して新たな日本の歴史を感じ、その深さと美しさや人情に浸って戴きたい。

そこには現代の忘れらつつある何かが眠っている。 隠岐民謡の会長を始め、素晴らしい民謡人、そしてスタッフが皆様を心より歓迎し、持て囃してくれることであろう。

さあ、私達と一緒に後醍醐天皇、後鳥羽上皇の時代にさかのぼり、隠岐の地酒を地元の民謡を酒の肴に楽しみましょう。

第31回隠岐しげさ節全国大会(H28 5/8)出場申込みは新年明ければもうすぐです。 会長との再会、楽しみです。 本日もご拝読、誠にだんだん(島根方言:ありがとう) 皆様、素晴らしい1日にしてくださいませね。 この1日は、あなた様が一番若い貴重な日ですから、素晴らしい出逢いもあるかもしれませんので。

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