よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

鶴林寺(初詣)

2012年01月05日 21時54分09秒 | 古寺・仏像

あけましておめでとうございます

さて、今年の初詣は氏神さんのほかに寺詣でもしてきました。
一月二日でしたが、国宝のある寺とはいえ閑散としています。

以下、堂宇をご紹介


県指定文化財 仁王門




国宝 本堂

室町初期。ご本尊は60年に一度ご開帳される、木造薬師三尊像及び二天(持国天、多聞天)像。なお、今年10月に新宝物殿が完成し、特別公開される予定。
※表題写真も本堂です。

国宝 太子堂

平安末期、兵庫県下最古の建造物。
ご本尊は、宝物館の釈迦如来。

重要文化財 常行堂

平安時代、太子堂とほぼ同時期の建物。元は桧皮葺であったらしい。
ご本尊は阿弥陀如来。

新薬師堂


新薬師堂 内 薬師如来と両脇侍

江戸時代、大阪の医師津田三碩翁の発願により60年に一度しか拝むことが出来ない本堂ご本尊の代わりに、いつでも拝める仏様が作られました。像の大きさから平安~室町に作られた物ではないかとの説もあります。

重要文化財  鐘楼 

室町時代

観音堂 

江戸時代

重要文化財 護摩堂 

室町末期。ご本尊は不動明王。

県指定文化財 三重塔

室町時代の建築。1976年に放火のため一部焼損したが、1980年に修復完了。



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