OHKでもNHKでも尾所の桜が紹介された。
そのおかげで朝から車が。
しかし、どうしてこの地域は尾所というのか?
昔、晴天の空が一転にわかにかき曇り、激しい雷雨と風の中、突然[郷路山]の頂上から巨大な龍が姿を現し、[大ヶ山」にかけて橋渡しになったそうな。
今で言う竜巻であろう。
林道の終点近くの岩に「カケハシ様」という祠が残る。
大ヶ山の頂上には「竜王様」が祀ってある。
そして極めつけは郷路の40センチの風穴。
この穴は、その時龍の抜け出た跡と言い伝えられている。
「尾所」龍の尾っぽのところで「尾所」
阿波には大杉・大畑・大高下と名が残るがこの地域を「大所」または「御所」とした。
いろんな推測が立つが、尾っぽのというのが一番近いか。
「尾所の桜」これは山桜で「杖立木」とも云われる。
山伏が杖を残したその杖が根着いたそうな。
尾所には「尾所大師堂」がある。
弘法大師、空海である。
信仰深い人が次に登る人のために杖を残せと言い伝えを残した。
この地域の村人に杖となれよと教える姿が浮かんでくる。
もしかすると山伏は空海であったかも。
そんな話「誰がクウカイ」
「そらごと」と言う人がいるかも。
しかし、阿波にはロマンのある人がいたものよ。
ところで、「尾所の桜」今年で560年だそうだ。
郷路(ごうろ)山に語呂合わせ。
ここまでくれば、ダジャレも超加速。
阿波温泉の周りのおきな起きなと「翁草」
桜までの道端の「水仙」もおすすめの推薦。
そして冷え切った体は温泉が癒してくれる。
山菜をいただいて豊かなGW.
ゴールデンウィークならぬグリーデンウィーク。