あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

中山間地域って何?

2011-01-29 06:32:59 | 日記
 かわいく「ちゅう山間地域」なんて書いてあることがある。
 しかし、中山間地域ってないか知らない人がいるのでは!
 阿波地区が中山間地域に入っているのは間違いないが・・・



定義

 『農林統計の地域区分の一つであり、
 平野の周辺部から山地に至る、
 平坦な耕地の少ない地域。
 日本農耕地全体の40%を占める。(広辞苑)』

 となっていますが、
 中山間地域の範囲を規定する明確な定義はありません。

 一般的には、平成2年度から導入された
「農林統計に用いる農業地域類型」に区分された
 中間農業地域と山間農業地域を指すものと考えています。

 一方、農林統計上の区分とは異なり、
 諸条件が不利な地域である地域振興立法
 (過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村法による指定市町村の地域)
 の対象となる地域についても、
 農林統計上の中山間地域に加えて、
 条件不利に対する施策として、耕作放棄地の発生を防止し、
 特に農業を中心とした産業振興と定住促進を図る必要のある地域として、
 「中山間地域等」という地域設定を行っています。

 「中山間地域等」とは、
 「山間地及びその周辺の平地以外の地域その他の地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産が不利な地域」
 と定義しています。食料・農業・農村基本法(平成11年法律第106号)第35条
 
  そして国は、中山間地域等において、
 「その地域の特性に応じて、新規の作物の導入、
 地域特産物の生産及び販売等を通じた農業その他の産業の振興による就業機会の増大、
 生活環境の整備による定住の促進その他必要な施策を講ずるものとする。」とされており、

 同条第2項において、
 「国は、中山間地域等においては、
 適切な農業生産活動が継続的に行われるよう農業の生産条件に関する不利を補正するための支援を行うこと等により、
 多面的機能の確保を特に図るための施策を講ずるものとする。」とされています。


 中山間地域に係る指標には、農林統計上の農業地域類型区分のうち中間・山間農業地域と、
 中山間地域等直接支払交付金の対象地域に定められている地域振興8法地域がある。


〇役割

 中山間地域は、河川の上流に位置し、
 傾斜地が多い等の立地特性から、
 農業生産活動による国土の保全、
 水資源かん養等の公益的機能の発揮を通じ、
 全国民の生活基盤を守る重要な役割
(いわばダムあるいは防波堤の役割)を果たしています。



 国土の保全機能
 水源のかん養機能
 自然環境の保全機能
 良好な景観の形成機能
 文化の伝承機能
 保健休養機能
 地域社会の維持活性化
 食料安全保障


〇課題

 これら中山間地域の農業は、傾斜地が多い等の生産条件の不利性と生活環境等の定住条件に恵まれないことから、
 担い手不足による農業生産活動の停滞や  
 地域社会の維持の困難化
 に直面している状況にあります。


20年後の阿波への手紙

2011-01-27 06:29:28 | 日記
中山間ネットワーク推進シンポジュウム



第一の収穫(サプララズ)は
おかやま元気!集落の子どもたちによる「20年後の集落への手紙」
2地区の子どもたち6人が読み上げる。

「ひいおばあちゃんが野菜を作った。
  ひいおばあちゃんの子のおばあちゃんも野菜を作った。
   おばあちゃんの子のおかあさんが野菜をつくった。
    おかあさんのこの私も野菜をつくる」

文面は正確でないがこんな内容の発表。
1人目いきなりこんな発表で驚き。

後、「スーパーが欲しい」
  「子どもが増えて欲しい」
  「生き物、友だち、家がたくさん」
  「あきらめないで、いつものとおりで」
  「二川しかないものを大事に」
  「山や川、そのままの二川」

2つ目のサプライズ。
つぎ北海道から来られた近藤正隆さん。
「子どもたちが夢と希望を抱ける元気な地域づくり」

漁師を辞めて今まちづくりをしている。
漁師時代はネットで鮮魚部門で一番の売り上げを記録した成功者。
しかし、今はまちづくり。
ボタン一つで欲しいものが手に入る。
それは人と人のふれあいがなく寂しい。
やはり、田舎に来て命あるののを食べて欲しいときっぱり漁師を辞める。

3つ目のサプライズ。
うらほろスタイルふるさとづくり計画
子どもたちが夢と希望を抱けるまちを目指して
子どもの想い実現事業

子どもたちの提案がカタチに
新キャラクター「ウラハとホロマ」
みのり祭りに「フワフワ遊具」

子どもたちの夢がつまったまちへの提案や企画を大人たちの手で実現します。
まちづくりを子どもたちと楽しんでいる。
夢はある。
未来もある。


あばと結婚しませんか?

2011-01-25 06:36:18 | 日記
阿波の雪下ろし。
昨日はテレビでニュースで流れたが、
翌日はどの新聞にも大きく載る。
上は津山朝日。

次は山陽新聞


3つ目は朝日新聞


きっとサンケイ、読売にも載っているだろう。
「阿波の雪はほんとすごいんですね」と私にも連絡が・・・
これだけ阿波の宣伝をしてくれてありがとう。

「ありがとう雪さん」といいたい。

そんな阿波に住んでいる。

はじめは親の面倒を見なければと思い、津山の企業に勤めて阿波に住んだ。
しかし、親も他界した今、どこに住んでもいいのである。

だが、阿波に住んでいる。
まさに今、あばと結婚したといってもいい。
この人と死ぬまで添い遂げようと結婚するのと同じである。

考えてみるとあばと結婚したのである。
私も屋根の雪下ろしをしたが、面白い。
雪って不思議なものである。
遣り出したら止まらない。

通りがかり、「大変ですね」と声をかける人がある。
いやいや、それが、楽しいのである。


雪は全部とらなくて、20センチぐらい残して・・・
全部取るとすべるのでいいかげんに!

時にはすべるのである。
下まで落ちるのである。
しかし、下は雪。
怪我はまずない。

脱出には大変だがそれも面白い。
越冬隊員みたいで。
遊びのような仕事である。

こんなあばと結婚したのである。
大好きである。
時に仕方がないと思うときもある。
夫婦と同じである。
あと30年添い遂げるのである。





NHK全国版で阿波の雪下ろしが

2011-01-24 06:32:01 | 日記
独り暮らしの高齢者の住宅を
消防団などがらが雪下ろし


これはNHKのローカルニュースであるが、
BSニュースでも放映されたとのこと。
その反響はすごい。

どの新聞にも大きく載っていて
独り暮らし、
1メートル以上の雪
消防団
これは全国向けする、ニュースになるソースなのか。

とりあえず、阿波発信には屋根の雪下ろしが記者の目には新鮮に感じるのか。
阿波では当たり前のことなのに。


消防団など60名が30世帯の屋根の雪下ろしを行ったと報じた。

最後は独り暮らしのおばあちゃんの言葉。
「体が弱いもんで
  下してもらうのを楽しみにしていました 
   ありがたいことです」
そして深々と頭を下げる。



雪に埋もれて困っている独り暮らしを消防団が救う。
阿波では当たり前のことが都会では新鮮に写るのだろう。
最近で一番の阿波のニュースとなった。

産学官連携による地域活性化

2011-01-23 07:10:54 | 日記
岩手大学地域連携推進センターの産学官連携コーディネーターの佐藤利男さんのお話を聞く機会があった。
岩手の起業を作り出している人ということで全国で有名。

岩手大学を中心にできた交流の場がINS、岩手ネットワークシステム。
内発型振興策の経緯は調査の結果、地域内で仕事が流れているのが2割。
後は外に流れている危機感から。

はじめに若き研究者の研究会、塾から始まる。
INS起業家研究会から花巻企業化塾。

飲み会から始まる、いや基本。
4時半から飲んでいる。
早く飲みたい。
会費4000円。

6時半からINSの先生が乾杯。
その後、研修会も。
そこで産学官連携。

町の経営者がこんなことで困っている。
大学の研究所を呼んで共同開発できないか。
事業費はあるかと県の職員を呼ぶ。

1企業の営業支援が、各方面から批判。
組織ではほぼ同じ内容の施策が出てくる。
個人ではそれぞれの個性が出てくる。

組織と個人の手法を融合化した支援。
その地域でしか出来ない支援。

行政が意識を変えないと。
公平からは何も生まれない。
地域を動かす考え方を導入。

世の中、おいしいモノは氾濫。
この部分は一番を探し出す。
うまいは判断が出来ない。
まずいはどこがまずいか。

ホルモンを取り寄せて成分分析。
津山のホルモンはどこが違うか。
特化する。

私の3か条。
・常に明るく、元気に、笑顔で、そして早い対応
・否定語はしようしない。
 1度断るとそれで支援活動はおわり
・まずできることから
 相手が動かなければ自分から動く

アナログ的商品とデジタル的商品を組み合わせたデジアナ商品。
経営資源のないところを埋める。

津山も共同研究・起業に1/2の補助を早くと言われる。
黒田食品の豆腐は産学官連携で売り上げが2億から4億。
実績と一橋大の関先生の評価で私は生きていける。
最後は「人」「人脈」と結ぶ。






結婚への努力

2011-01-22 09:18:36 | 日記
阿波での婚活への取り組みについてTさんと懇談。

津山に帰って沢山の見合い話が。
自分はもてると錯覚。
ある時、こちらから断った。

それからピタリと見合いの話がなくなった。
あせった。

それからのTさんのやったことに驚きと感心。
自分のつりがきを20部作って営業をしたそうである。
つりがきは仲人が持って回るもの。
それを自分が持って回って自分をPR。

訪問100ぺんこれが営業。
情が人を動かす。
それが実ってか今の奥さんとゴール。

私も4回見合いをしたことがあった。
そのうち2回は婿に来ないか。
最後の見合いはこちらから断る。
Tさんと同じそれから見合いの話はばったりなくなる。
30になってからホント話がなくなる。

好きなスキーをやっていい人を見つけるしかない。
うちの親はスキーでいい人をさがせと言っていた。

それから、スキーにのめりこむ。
考えてみるにスキーに1000万円は使っている。

その努力が実って今の奥さんから声がかかった。
1000万縁があったのである。

連れ添いを探す。
動物はそのために自分の命をかけて相手をさがす。
未婚者はもっと努力を!

そして、婚活を気軽に楽しく。
独身だけができる特権。

今はなくなった私のスキーの師匠が言っていた。
「知り合いになったらスキーに誘う。
 これは独身の特権」

そう私たちに言って自分も若い子を誘っていた。
自分はいい嫁さんがいるにもかかわらず。
スキーが好き、女の子が好き。

しかし、見合いは男から断ってはいけない。
断るのは女性から。
そうしむけるのがエチケット。

男の優しさ。
私はそう思っている。

外出できない

2011-01-20 06:31:05 | 日記
大雪で外出できない。

美作市5地区宅配サービス。

買い物代行20日まで。
午前中に市役所に電話で注文がくる。
午後3時から5時ごろまでに各戸に届ける。
高齢者家庭を手助け。

1メートル30センチ。
車が出せなくなって困っていた。

阿波でもそんなことがないだろうか。

23日の日曜日には屋根の雪下ろしが計画されている。
これは消防を中心としたもの。
17日、18日の時点で何か動きができなかっただろうか。
今のところ、悪い知らせはない。

屋根の雪下ろし。
今回は怪我、死亡者が出ないことを願う。

農業で食っていけない一つの理由

2011-01-19 06:33:45 | 日記
「月光浴」という本の中に農業をやっている新という青年の言葉がある。

アメリカは、日米同盟を楯に、農産物輸入の自由化を日本に迫ってきた。
日本はそれに坑いきれず、輸入品目を増やしてきた。

自由貿易のいっそうの促進とその完全化を謳うWTO農業協定の締結後は、
米まで輸入し、自給率をさらに低下させた。

他の農産物についても、少しずつ、しかし確実に、関税率を下げてきている。
日本がきっぱりと輸入を拒絶できないのは、農産物を輸入した方が得をする勢力が、日本の政治に対して大きな影響力をもっているからである。

それは、工業製品などを海外に輸出している企業であり、さらに海外に拠点を得て生産・販売活動を展開しようとしている資本である。
農産物の輸入を拒否し続けていると、主として農産物輸入国の不満が募り、輸出や海外進出がしづらくなるからだ。

アメリカがその軍事的な力で世界に睨みを利かせる中、それに守られるかたちで、日本の多国籍企業は海外に経済力を伸ばしてきた。

アメリカの軍事力に恩恵を感じている勢力が日本の政治に影響を与え続ける限り、農産物輸入はなくならない。
アメリカが戦争をしようとしたとき、日本は政府として反対できない。

確かに今日本はそうして来たし、そうなっている。
アメリカの傘の下、日本は活きている。
戦争に負けてまだ、自立していない。
自立させないアメリカに対してしたたかに生きているともいえる。

野菜作り教室

2011-01-18 06:15:29 | 日記
島根県口羽地区の公民館では「野菜つくり教室」が行われているという。
公民館活動のすそ野は広がりつつある。

そこではもう一つの役場として「集落支援センター」を置くという。
人件費  所長      :24万円/月
     地域マネージャー:32万/月
     事務員     :16万/月
年間1100万
意欲と能力のある人材が地域に腰を据えて活動できるような制度づくりが重要


そして、仕事内容として
行政事務のアウトソーイング化が考えられている。

・ 放課後児童クラブの運営
・ 中山間直接支払い制度および農地水環境保全対策事業の経理事務代行
・ 自治会、集落会計業務の代行 (役員代行)
・ 新聞配達、郵便、宅配、公文書配布、水道電力メーター検針
・ 農協・銀行・郵便局の窓口業務の代行
・ 任意団体等の運営事務代行 (葬儀・老人会)
・ ふるさと応援団 出身者から第2次3次まで  同窓会の企画運営
・ 共同作業の代行 草刈り作業・出役代行
・ ツワー・イベントの企画運営委託
・ 農業生産法人事務代行


人づくりまちづくり研修会

2011-01-17 06:43:03 | 日記
平成22年度 第2回人づくりまちづくり研修会

  日時:1月26日(水)13:30-16:00
  場所:グリーンヒルズ
  演題:集落の生活を支える新たな仕組みづくり
  講師: :NPO法人ひろしまね理事長 安藤周治


安藤さんに経過と展望を聞きたいものである。

今、中山間地域では目前の課題にすぐにでも対応できるあらたな社会システムを駆逐する必要がある。
「もう一つの役場=集落支援センターによる地域経営」

運営組織は地域に密着した少数精鋭型のNPOまたは公益的株式会社、組合等の形態をとる中間支援組織

地縁組織とは異なり、やる気のある担い手の自由な参加が可能となり、素早い対応ができる。

まず、行動チームの結成
想いをまとめ、想いを語りプロジェクトの仲間になってもらう
徹底議論でアクションプラン原案をまとめる
補助事業投入の検討・申請
地域全戸に説明パンフ・人材募集申込書を配布し、参画協力申請する