あばむらの花を求めてグルッと一回り。
きれいな庭を見つけた。
いろんな花が咲いていて案内してもらった。
「今年は案山子に浴衣を着せてみました」と。
ガーデニングを楽しんでいる。
案山子がいる庭は少ないと思うが、面白く、よく似合っている。
8月13日は星空まつり。
この庭の真上で花火の大輪が咲くだろう。
その下でこの案山子は盆踊り。
思っただけで素敵である。
夏の光に一段と輝くだろう。
一段でなく四段に植えられている!
車で来られた人に見えやすいように。
阿波に来られる人にささやかな花のもてなし。
今年もきれい。
本当に阿波には花が好きな人が多い。
空気も心もキレイだからなのだろう。
あばむらをグルッとひとまわり。
この花が目に付く。
名前を聞いて見ると「一人娘」といわれる。
確かに1本は一人娘と言ってもいいが、あまりに派手。
一人娘の園芸種か。
たくさん咲いて賑わい娘。
なにわともわれ、キレイである。
昔の一人娘、あばむらの女性は元気がいい。
花を植え続けている。
夏の色といえば橙色。
阿波でノウゼンカズラが真っ最中。
花は一日花で咲くとその日のうちにしぼむが、毎日次々と咲く。
ムクゲそうだが、毎日花を咲かす生命力に驚かされる。
おまけに蔓で垣根や木を覆いつくす。
夏の暑さをエネルギーとしているのであろうか。
ノカンゾウもオレンジ。
オニユリも。
そしてもうすぐフシグロセンノウが姿をあらわす。
しかしこれらはひっそりと、そして凛と咲いている。
木を覆い尽くしたノウゼンカズラは見事というしかない。