女流立葵杯の街から

囲碁の女流棋戦の中継予定を中心に投稿しています。

女流立葵杯(前夜祭、関係者の挨拶)

2024年05月28日 | 会津中央病院・女流立葵杯

 

【来賓挨拶】
 
①青木喜久代(常務理事)
「今、女流棋戦が盛り上がってるいます。
 関係者の皆様に感謝。
 100周年で女子リーグを開催、是非応援してほしい」
「上野愛咲美さん。先日行われた世界大会で、シャジゴウさんに勝ちました。
 昨年末の呉清源杯(女流の世界大会)では、藤沢里菜さんが2位になりました。
 史上最年少でタイトルホルダーになった仲邑菫さん。韓国に行ってしまいましたが、その仲邑菫さんに勝って、梨紗さんが女流棋聖のタイトルを撮りました」
「タイトルホルダーだけでは無い。
 森智咲さんと加藤優希さんも、女流本因坊で勝ち上がっています。
 私も上がりかったのですが😅」


 
②副知事(代理)
③会津若松市長より
「会津は、春の桜の季節や冬の雪の季節が人気。
 しかし、新緑の会津も良いので、初夏の会津にも是非お越し頂きたい」
「震災からの復興の為に女流立葵杯を立ち上げ、会津を応援し続けて下さっているスポンサーや日本棋院各位には感謝。
 この素晴らしい大会を、ぜひ全国に伝えたい」
 
 
④福島民報・社長
「日本トップの女流棋士が着物姿で勢揃いする立葵杯。
 この棋戦を、私も毎年楽しみにしています」
 
 
 
 
【出場棋士の紹介と挨拶】

 


 
(司会者)
 まずは、藤沢里菜さん。
 母方のお祖父様が福島県郡山市の出身。
 初開催より11回連続での会津入りの皆勤賞。
 SNSで載せた犬のぽんちゃんが人気の😇

①藤沢里菜
「ぽんちゃんの紹介までして頂いてありがとうございます😅」
「女流立葵杯は、自分にとって初タイトル。思い入れがある。
 そんな思い入れのあるタイトル戦に参加出来るのは、棋士として誇りでありありがたい」
「東京には無い穏やかさが会津にあるので、会津に来るのは毎年楽しみ」
 
 
 
(司会者)
 今年は女流棋聖として会津入り。
 去年は最多勝利賞、今年の勝ち星は2位。
 そして身長が2センチ伸びた、上野梨紗さん。

②上野梨紗・女流棋聖
「歴史が好きなので、機会があったら鶴ヶ城に行きたい」
 
 
 
(司会者)
 センコー杯2連覇した牛栄子さん。
 立葵杯のベスト4、今年で3回目。
 ですがその年はコロナ禍の時だった為、前夜祭への参加は今回が初めて。

③牛栄子・女流扇興杯
「私も歴史が好きなので、上野梨紗ちゃんを誘って鶴ヶ城に行きたい」
 
 
 
(司会者)
 2年連続での会津入りを果たされて向井千瑛さん。
 立葵杯の準決勝〜挑戦者決定戦の日程が〝お子さんの運動会〟と重なってしまったそうです。
 なので今年こそは女流立葵杯を奪取して、来年のお子さんの運動会に是非参加して頂きたいと思います🤣

④向井千瑛
「今年も運動会に行けなくてゴメンね……と子どもに伝えたら、〝立葵杯頑張って来て〟と言って送り出してくれた。
 そんな子どもの為にも、今年は立葵杯で優勝しなければいけないかな……😅」
 
 
 
(司会者)
 最後は、上野愛咲美・女流立葵杯より。
 
⑤上野愛咲美・女流立葵杯
「他の人のスピーチが上手くて、言いたい事がとんだ💦
 タイトルホルダーなのにスピーチが下手なのは……ですね😅」
「今年も妹と来れて嬉しい。
 素敵なお部屋と、美味しい料理と、美肌効果抜群の温泉」
「今年の立葵杯は、向井千瑛先生が活躍されるかも知れない。
 なにせ、向井千瑛先生はお子さんの運動会もかかっているので😁」
 
 

 

 
【見どころの解説】

①河野臨(立合人・聞き手)
 最近の碁はAIによる研究が進んでいて、プロの私が見ていても分からない
 勉強熱心な4人、厳しい碁になりそう
 
②望月研一(現地支援・指導碁)
 読みが鋭い4人 激しい戦いになりそう
 
③兆乾(現地支援・指導碁)
 勉強熱心で布石に詳しく。布石戦略に注目。
 
④宮崎龍太郎(新聞解説)
「タイトルホルダーが3人。前夜祭にタイトルホルダーがいるのは珍しい」
「中でも、今、1番調子の良い向井さんが、挑戦手合の決定戦に進出。激しい戦いになるのは間違いない」
「そして、NHK杯の聞き手で有名な安田明夏さんと、幸せ一杯の河野臨さん。お2人による解説を楽しんで下さい」


⑤安田明夏(解説会・聞き手)
「他県の支部の方の囲碁旅行で、奥田あや先生も立葵杯の現地会場にいらっしゃっています。
 なので私の希望としては、奥田先生と河野先生とで夫婦解説を……」
「ところで、先程の挨拶。
 なんで、向井千瑛先生のお子さんの運動会情報まで知ってるんですか😅」
 
※前夜祭の司会者、フリーアナウンサーの高田優美さんより。
「向井千瑛さんの運動会情報は……福島民報の記者の○○さんから😁」
https://www.rfc.jp/annroom_/disp.html?id=12
 
 
 
【補足】
 立葵杯の前夜祭の司会者は、アナウンサーの高田優美さん。
 ラジオ福島の番組などを長年担当。
 2014年の初開催より11年連続で担当(コロナ禍中を除く)
https://www.rfc.jp/annroom_/disp.html?id=12

 


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他県の囲碁ファンの皆さん、立葵杯の会場へ。

2024年05月24日 | 会津中央病院・女流立葵杯

  
「福島県には良い温泉地が沢山ある。
 なので囲碁ファンは福島県の温泉地に行って、囲碁合宿を開催した方が良い。
 福島県で囲碁合宿をやれば、東北地方や福島県の被災地支援にもなりそう」
 
 たしか2012年。そんな提案を、関西在住の女性囲碁ファンがご自身のブログに投稿されていた。
 
 それから年月がだいぶ経った、2024年05月。
 11回目を迎えた立葵杯の現地会場には、他県の囲碁ファンの方々が多数参加。その方々が、SNSに現地リポートを投稿して下さった。
 
 
 ***** ***** 
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 2024年、立葵杯の前夜祭〜挑戦者決定戦。
 会津入りされた方の内訳は……
 
①福島県の隣県
……2020年以前から参加して下さっている方々。

②一都三県より
……私個人がTwitterで何度かやりとりさせて頂いた方。個人旅行として来て下さったらしい。
 
③関東地方以南より
……囲碁指導でお世話になってる奥田あやプロへの御礼__を含めた、会津観光and囲碁合宿として。
 
 
 これについて、対局会場を提供して下さっている[#今昔亭](福島県会津若松市)の女将さんからは、
 
「立葵杯が開催されて以降、これまでご縁が少なかった地域の方々にも、原瀧や今昔亭の事を知って頂ける様になり、東山温泉に来て宿泊して下さるお客様も増えている。
 会津で囲碁棋戦を開催して頂き、本当にありがたいと思っています」
 
 
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 関西在住の女性囲碁ファンからの提案「福島県の温泉で囲碁合宿を」
 それが立葵杯の現地会場で10年越しに実現、他県の囲碁ファンが多数参加して下さった。
 その結果、現地会場は(以前とは比べものにならない程に)盛り上がったのはもちろん、
 
「囲碁ファンによる、会津東山温泉の観光プロモーション支援」
 
 に、囲碁棋戦は(少しながらも)貢献出来たらしい。
 

【アドレス】
 会津東山温泉『今回亭』の紹介動画
https://m.youtube.com/watch?v=hKhMTqN1hVg
 


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望月研一・八段より(女流立葵杯の現地会場にて)

2024年05月21日 | 会津中央病院・女流立葵杯

 2024年05月19日。
 女流立葵杯の現地会場で聞いたお話しより。
 

【写真とコメント】望月研一・八段
 
 
根本》
 普段、どんな所でお仕事されてます?
 
望月》
 地方支部などへの出張。
 会社や大学などの囲碁部。
 
根本》
 普及活動の現場、近年の傾向はどうですか?
 
望月》
 東京とか神奈川の場合。
 コロナの影響で、色々な囲碁教室が無くなってしまいました。
 碁会所・囲碁サロン・囲碁サークルなどの方々からも「囲碁活動が大変なので、なんとか立て直して行きたい」と言うお話しを伺ってます。
 
根本》
 例えば一都三県で新しく活動されるとしたら、どの地域から始めたいですか?
 
望月》
 コロナ禍の前にお世話になっていた横浜とか。
 比較的近い所では、新宿区周辺とか。
 それと、修業時代にお世話になった緑星学園とか。
 お仕事を頂けたら、もちろん他の地域にも伺います。
 
 
[補足]
 〝今後の囲碁普及〟について、望月プロが思われている事。
 
「日本棋院から頼まれた仕事ばかりでは無く、
 プロもこれからは〝自分達で活動を企画〟していかないといけませんよねぇ」
 
「囲碁ファンの皆さんの為に、プロはどんな事が出来るのか?__を、東京の棋士仲間と話しあってみようと思ってます」
 
 
#立葵杯 #女流立葵杯
#立葵杯にエール2024
#女流立葵杯にエール2024


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女流立葵杯・前夜祭(2024年05月17日)

2024年05月20日 | 会津中央病院・女流立葵杯

 


 
【Q】女流立葵杯は何を目指せば良い?
 
【A】私の構想の1つより
 
 立葵杯を観に、現地に行ってみよう__と言う、囲碁旅行の候補に選んで貰える。
 そう思って貰える様に、現地の様子の写真を、SNSに投稿して行く。
 
 その為に、記録係・聞き手・解説の為に会津入りした棋士が、
『1日観光大使』
 的な感じで、会津東山温泉の事をSNSで発信する。
 
 
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 今回は〝世話になってる奥田あやプロの為のお礼旅行〟と言う事で、
 静岡・三重・京都の方々が〝団体旅行で立葵杯の現地会場へ〟来てくださった。
 
 奥田あやさんの為の慰問旅行__的な囲碁旅行の幹事さんから聞いた話。
 
「囲碁界が大変な時に、会津の人たちが女流立葵杯って大きな棋戦をやって下さってる。
 だから幹事の私としては、〝会津に金を落としてくれる人〟を選んで連れて来たんだよ」
 
……このお話し、本当に感謝🙇‍♂️
 
 
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【写真】
 2024年05月17日(金)
 立葵杯、前夜祭での食事会より。

 

◎立っている人
 ……加藤優希さん 

 
◎座ってる人
 ……森智咲さん(左側)
 ……奥田あやさん(右側)


 

※SNSへの投稿は許可済み
 
#立葵杯 #女流立葵杯
#立葵杯にエール2024
#女流立葵杯にエール2024 

 


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==次の時代へのエール==

2024年05月18日 | 会津中央病院・女流立葵杯


 
「東日本大震災の後の本当に大変な時に、会津中央病院杯(旧名)を立ち上げて下さった」
 
「それから今に至るまでの10年、会津を応援し続けて頂いている事、会津中央病院や日本棋院の皆様には心から感謝します」
 
 女流立葵杯の前夜祭、会津若松市長さんによる来賓挨拶より。
 市長さんの挨拶の通り、この棋戦は〝会津若松や福島県を始めとした、東日本大震災被災者へのエール(*)〟として開催されました。
*これは2014年5月の新聞にも掲載されています。
 

 

 
 
 あの忌まわしい東日本大震災から13年経った、2023〜24年。
 福島県や全国のニュースで報じられたのが……
 
●福島県会津若松市〝消滅可能性自治体〟に。
https://www.minpo.jp/news/detail/20240427116151/amp
 
● 女性の転出超過、福島県が日本ワースト1位に。
https://www.minpo.jp/news/detail/20231203112764/amp
 
 これをヒドイ言葉を使って解説すると、

「日本国内で、若者が住みたくない・働きたくない自治体。
 福島県がワースト1になりました」
 
 私が生まれ育ったのは福島県ですが、〝やっぱりそうか……〟と。
 
 
 そんな中、久しぶりに前夜祭に参加してみたら……
 
◎中部地方の地方支部の方が団体で参加されていた。

◎ツイッター(現・X)の囲碁ファン数名が〝自費旅行〟として参加して下さっていた。
 
 
 さらに、今日の前夜祭終わりにTwitterを開いてみたら……
 
◎現地参加された方による投稿も多かった。
 
◎日本棋院の『棋道Web』の他、安田明夏さんや奥田あやさんの投稿をリツイートされる方も多かった。
 
 
 その上、会場近くで拾ったタクシーでは、
 
「会津中央病院杯に行かれてたんですか?
 あれ凄いですよね、規模が大きくて私達も驚いています。
 県外の方も沢山来て下さってるんですよね」
 
 と、タクシードライバーさんが仰っていました。
 
 今回、立葵杯に対する反響があまりにも多くて、私自身もビックリしてる。
 と言うよりは、色々思い出して半泣きしている。
 
 
 東日本大震災から13年。
 第1回女流立葵杯から11年。 
 囲碁は囲碁で大変だし、地方は地方でどこも大変。
 
 しかし、今年の立葵杯の様子を見ていると、
 
「自分達が立葵杯を盛り上げよう💫
 開催地の会津を応援しよう💪」
 
 そんな、Twitterの囲碁ファンの凄まじい気迫を強く感じている。
 もし、この気迫が他の棋戦に伝わっていけば、
 
「疲弊・衰退して行く全国の地方に向けて、
 囲碁の棋戦や囲碁ファンがエールを送り、
 次の時代の活気を生み出していくのかも知れない」
 
 と言う予感を、私は感じています。
 
 
※前夜祭で撮影させて頂いた、安田明夏さんと河野臨さんの写真を添付しておきます。
※写真の投稿は、お2人からOKを頂いています。
 
 
#立葵杯 #女流立葵杯
#立葵杯にエール2024
#女流立葵杯にエール2024
 


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