俺の人生のターニングポイントになった
24だか25くらいの
秋の夕暮れ
二階から下を見た階段に座る俺
久しぶりにあの感覚が戻ってきた、
グレーな日だった。
当時、精神薬を飲んでいて
勝手に飲むのを止めて離脱症状
最悪の気持ちでいた秋の夕暮れ
あの時の気持ちが少しだけ蘇ってきた、
何が起こったのか
まぁ大したことではないんだ。
そもそもの予定は今日は休み
昨日書いた通り
都内へ、新しい試みをしに行くつもりだった、
でも、
朝から雨
家でPCしてたら眠くて堪らなくなり
寝てしまった。
気が付いたら昼
いい加減出かけないと無理だな、なんて
思っていたら
親から昨日の続きで猫捕獲を依頼され
猫自体は捕獲してある、と言われ
あとは運搬時に逃げられないように手伝ってということで
予定が決まってしまっていた。
まぁ、どうしても今日行かないといけないわけではないので
都内のネタは持ち越しで
猫に付き合うことに
病院が開く15時まで待って
犬小屋に入っている猫を箱へ
普段なら普通に抱っこも可能なんだが
今は抱えると全力で逃げる、
やはり普段とはかなり違う、
親がしきりに軍手を勧めてきていたが
軍手には血が付いていた。
近所の人も巻き込んで
なんとか捕獲して箱へ移し
病院へ
病院で初めて顔を見たが
歯が崩れてしまっているくらい
口の周りが膿んでしまっていた、
恐らく相当な痛みだと思われる、
外傷というよりは病気だろうな、
人間ならパッと見
ガンを疑うが
動物はわからない。
獣医さんの見立ては
歯周病、もしくは感染症、
もしくは腫瘍
俺は細かいことはわからないが
動物の場合は
飼われているのかそうでないのかが
結構重要みたいで
まぁ結局のところ金が払われるのかそうでないのか、って言う部分なのかもしれないが
あまり積極的な治療にはもっていかない
という
雰囲気は感じられる、
それが野良の宿命なのかもしれないが
当然だけど口の周りが膿んでいるとすると
食事は取れない。
人間もどんな病気になろうが
寿命が著しく短くなるのは
食事が取れるかどうか
それが分かれ目になる。
それは動物全てに言える事だと思うが
この猫も
食事を取れなければそう長い命ではないだろう。
既に自発的に食事は一切取れていないと思う、
ま、それが家に寄り付かなくなっていた原因だと思うし。
抗生剤の注射と水分点滴を多少して
帰って来たが
抗生剤で治ればいいが
腫瘍なら回復は厳しいだろう。
寿命と言えば寿命、なのかもしれないが
生命の生き死には
自分のも含めて色々考えさせられるのは毎度のことであって
やっぱりグレーな気持ちになるな。
あまり未練はないといえば
ないんだが
猫に対してではなく
俺自身がこの世に対してという意味でね。
ずっと一緒に居たかった、
っていう気持ちがあまりないというか、
その時その時で色々な人に出会って色々な人と別れていくのが
人間というか人生だと思っているので
ただ、
病気とかで人生の終わりを迎えると
どうしても
最後の時間はただ痛みとか苦しみを感じながら
別れなければならないっていう
多分俺はそういう部分で嫌だと思っているんだろうな、
24だか25くらいの
秋の夕暮れ
二階から下を見た階段に座る俺
久しぶりにあの感覚が戻ってきた、
グレーな日だった。
当時、精神薬を飲んでいて
勝手に飲むのを止めて離脱症状
最悪の気持ちでいた秋の夕暮れ
あの時の気持ちが少しだけ蘇ってきた、
何が起こったのか
まぁ大したことではないんだ。
そもそもの予定は今日は休み
昨日書いた通り
都内へ、新しい試みをしに行くつもりだった、
でも、
朝から雨
家でPCしてたら眠くて堪らなくなり
寝てしまった。
気が付いたら昼
いい加減出かけないと無理だな、なんて
思っていたら
親から昨日の続きで猫捕獲を依頼され
猫自体は捕獲してある、と言われ
あとは運搬時に逃げられないように手伝ってということで
予定が決まってしまっていた。
まぁ、どうしても今日行かないといけないわけではないので
都内のネタは持ち越しで
猫に付き合うことに
病院が開く15時まで待って
犬小屋に入っている猫を箱へ
普段なら普通に抱っこも可能なんだが
今は抱えると全力で逃げる、
やはり普段とはかなり違う、
親がしきりに軍手を勧めてきていたが
軍手には血が付いていた。
近所の人も巻き込んで
なんとか捕獲して箱へ移し
病院へ
病院で初めて顔を見たが
歯が崩れてしまっているくらい
口の周りが膿んでしまっていた、
恐らく相当な痛みだと思われる、
外傷というよりは病気だろうな、
人間ならパッと見
ガンを疑うが
動物はわからない。
獣医さんの見立ては
歯周病、もしくは感染症、
もしくは腫瘍
俺は細かいことはわからないが
動物の場合は
飼われているのかそうでないのかが
結構重要みたいで
まぁ結局のところ金が払われるのかそうでないのか、って言う部分なのかもしれないが
あまり積極的な治療にはもっていかない
という
雰囲気は感じられる、
それが野良の宿命なのかもしれないが
当然だけど口の周りが膿んでいるとすると
食事は取れない。
人間もどんな病気になろうが
寿命が著しく短くなるのは
食事が取れるかどうか
それが分かれ目になる。
それは動物全てに言える事だと思うが
この猫も
食事を取れなければそう長い命ではないだろう。
既に自発的に食事は一切取れていないと思う、
ま、それが家に寄り付かなくなっていた原因だと思うし。
抗生剤の注射と水分点滴を多少して
帰って来たが
抗生剤で治ればいいが
腫瘍なら回復は厳しいだろう。
寿命と言えば寿命、なのかもしれないが
生命の生き死には
自分のも含めて色々考えさせられるのは毎度のことであって
やっぱりグレーな気持ちになるな。
あまり未練はないといえば
ないんだが
猫に対してではなく
俺自身がこの世に対してという意味でね。
ずっと一緒に居たかった、
っていう気持ちがあまりないというか、
その時その時で色々な人に出会って色々な人と別れていくのが
人間というか人生だと思っているので
ただ、
病気とかで人生の終わりを迎えると
どうしても
最後の時間はただ痛みとか苦しみを感じながら
別れなければならないっていう
多分俺はそういう部分で嫌だと思っているんだろうな、