ナザレの受胎告知教会です。
天使ガブリエルが処女マリヤに告知した事を記念して建てられた教会です。
「ところで、その6ヶ月目に、御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た。
この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリヤといった。
御使いは、はいって来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」
しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
すると御使いが言った。「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。
ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。
また、神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。
彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。」
…「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。…」 (ルカ 1-26~38)
ナザレとは、ヘブライ語のナッツァ、若枝という言葉が語源となっているそうです。
「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。
その上に、主の霊がとどまる。
それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。…」(イザヤ書 11-1,2)
ドーム内の天井部分。
当時のナザレの村の住居跡です。