合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido【合気道鴻心館 3/3】

2014年03月03日 | 鴻心館
☆平成26年3月3日(月)
【ココ合気道では】
鴻心館の合気道は、黒帯から本格的な合気の道にはいるため
そのように指導をすすめているわけですが、
私は合気道以外にも教えてはいませんが茶道。そしてこちらは
カルチャーでちょこっと指導している書道、そして空手と・・
それらの個々全ては一見ばらばらに思えるようですが、私の意識
それも細胞レベル的なところではつながっています。
 普段している家事もそうです。毎晩家庭の洗濯機を回すのはわたし
ですし、洗いものはほぼ週の半分は私がします。
事務局では、汗をかいた下着の洗濯がほぼ毎日。訪れた練習生はトイレ
に行くときに私の洗濯ものがあるのが見える、見ているはずです。
食器類の洗いものも毎日事務局でしています。
 物を扱うのは非常に勉強になります。つまり合気道のです。
茶道でも、茶器とつながって、流れるような点前は、道具とこころを
通わさずにはできないものです。
 洗い物、かた付けと家では家事をこなしています。普通の男の人は
へんなプライドがあるのかできないかも(いやできているのだろうか?)
私は合気道の勉強のために物に対して接触することで、合気の感覚を
磨いています。
なんのことかさっぱりわからないしおもうでしょうね。私は藤平光一先生
の創られた心身統一合気道会出身です。その中で私の核になっているのが
統一体四大原則と合気道の五原則です。
これを生み出したというか、絞り出した藤平光一先生は天才的だと思っています。
私の今の合気技術を生み出した源はこれらの法則というか原則だと、これ秘密で
した・・
ユーチューブで公開しているものは、私が人間相手なら100%できるものです。
もうすぐ公開する映像は、両手を取られてもなんなく合気をかけてほどくことが
できます。
これらのことができてから、茶道の中でも茶器の扱いは、こうなんだと肌で、つまり
細胞感覚でわかるようになりました。
書でもそうです。
私の堺店の生徒には(明後日あります)2年できれいな字がかける(私より)ことを
目指して教えています。すでに2年目の医療関係の女性は私よりある部分上手です。
普通の書道では、厳格な先生のもと修行して・・・となりますが
私のところは、楽しく、音楽を聴きながら、コーヒーを飲んだりと・・・
書道ではなく、美字書き目指してまっしぐら、です。
ですから、悲壮感はまったくありません。もっと手を抜いて、筆は腹で書くもの
使うもの・・と教えています。
合気道の四大原則の一番目 「臍下の一点に心をしずめ統一する」を教えています。
ほとんどの人が、合気道でもうまくいかないのは、臍下の一点を誤解しているか、
曲解しているか、または何も考えてないかのどれかです。
合気道ではそれほど一点は重要です。

物を扱うと、物と自分との関係が見えてきます。
洗いものでも、嫌々やっている場合と、楽しんでやっている場合とは違います。
楽しんでというのは、私の場合人とは全くと言って違います。
茶碗を洗い、乾かして、食器棚に戻すという作業も、コツというか波長が波調?
かな?
があります。茶道の点前でも空間があり間合い(対象物との)があり、持ち方があり
持ち方というのはすべにに共通するものです。
私は表千家での(不審庵)薄茶運点前で数百万円の茶碗でお茶を点てましたが
茶碗をもつとき、茶杓、茶筅をもつときとは同じ感覚でもちます。
手の皮膚感覚は全く無視。そうしないと手が震えたりするものだからです。
たとえば国宝級の茶わんで点前をしたとしたら、たいていの人は手が震えると思います。
なぜだと思いますか?
手の感覚が頼りにならないからです。
合気道の片手取りでもおなじですね。合気道の一点キープです。
この感覚で茶碗を扱うわけです。この話は文章でも映像でも伝わることはありません。
私と練習した人でしか理解不可能な感覚だからです。
鴻心館では黒帯になればこんなことも勉強できます。


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