日本一やさしい合気道講座⑴☘Kousinkan15周年記念ブログ🍀第59号

☆日本一やさしい合気道講座《その1》

　・合気道は武道です。
　　
　　では、武道って何でしょう。

　　言葉の定義をはっきりさせておくことは何でも必要です。

　・合気道は護身術です。

　　じゃあ護身術ってなんだろう?


ということで、武道と護身術の違いを初心者さんへむけた簡単な

　　説明をしていきます。

　　それは、ゴールがあるかないかで考えると分かり易い。

　　武道にはゴールがありません。

　　しかし護身術には明確にゴールがあります。

　　ここが一番の違いです。

　　護身術は絶対にゴールがあります。

　　・自分の身を護る

　　・大切なものや人を護る

　　・災害(地震)などから身を守る

　　・不審者や特定の人から身を守る

　　　etc・・・

　　何を護るのか、それを意識しない護身術

　　目的を持たない護身術

　　ゴールを持たない護身術というものは有り得ません。

　　護身術は、自分の身を護るというゴール設定があるからこそ

　　その目的とゴール設定がはっきりしているからこそ

　　目的とゴールを結んだ練習があります。

　　
　　一方、武道にはゴールがない。
　　
　　それはゴール設定ができない、明確化できないためです。

　　茶道、華道なども同じです。

　　喉を潤すや正座ができる、姿勢を良くする、お行儀よくする

　　というのが目的

　　それが茶道ではありません。人格の向上などゴール設定しがたいものです。

　　武道も同じです。


　　武道は、

　　"武・もののふ"の探求をすることです。
　　　　
　　ですから合気道であれば

　　合気道(型など)を通して武を追求していくことが武道で

　　別の表現で言えば

　　追い求め続けること(その過程)が武道の本質。

　　だからゴールがないのです。

　　武道には、最短ルートでという習得方法はないのです。

合気道鴻心館🍀クラシック音楽＋中段・上段突き処理

　護身術を習おう

　そういう人には、必ず目的とゴール

　その2点があり

　はっきりしています。

　だから
　
　その2点を結ぶ最短ルートで護身練習が決まってきます。

　つまり、具体性を持った練習方法と内容がです。

　人によって

　目的、ゴールで護身術をいつ、どこまで深くやらないといけないかの

　優先順位が決まってきます。