合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

美しい武道それが合気道《明月会ブログです》

Aikido 【合気道鴻心館 3/16】

2014年03月16日 | 合気道
☆平成26年3月16日(日)

【春合宿】
申し込みが相次ぎ、多数参加が決定的になりました。

まだ申し込みができます。この機会にぜひ参加してください。


【西郷頼母】

英傑の日本史―敗者たちの幕末維新編 井沢元彦著

西郷頼母の項がありました。

西郷頼母は会津藩の家老であり、合気術(柔術)の達人でした。

合気道は大東流合気柔術がその基だとしられています。



【桜花11型】
 いつかのブログで紹介しましたが、

 私は戦争の話をする機会があれば
 必ず元軍人の方よりお聞きすることにしています。
 
 つい先日、ある方から資料を頂きました。
 
 それはA4で9枚の文章と2枚の写真。

 特攻で桜花に搭乗し生還した軍人の方のものです。

 ※桜花は、自立飛行ではなく、一式陸攻に抱えられて行って突っ込む特攻機。
 (頭部に1200㌔の爆薬、全長6m、幅5m)

 私が戦争、大東亜戦争(太平洋戦争)の話を実際に戦った方にいろいろ
 聞いたり、資料を収集しているのは

 興味本位からでなく、ありのまま事実を知り、元軍人の方より
 できることなら直接、生の声を聞いて、肌で(意識で)感じたいからです。
 それで、懇親のある各方面の方に普段からお願いしたりしていました。

 頂いた資料の中に写真が二枚あり、
 一枚は
 第●次桜花隊 鹿屋空より出撃の前日に撮影された筆者の写真。

 文章は紹介できませんが、

 頂いた直後に、これを三回くり返して読みましたが
 なんとも言葉にはなりません。

 「武人の本懐」高嶋博視著を読んだときは感動して涙もでましたが

 特攻隊員の実話、体験談は「んー」とうなりっぱなしで呆然とするばかり。

 アメリカ軍の行動(攻防)も詳細に書かれていました。

 死を目前に感じ、一式陸攻のハッチをあけ桜花に乗り込んだ時の魂
 (その表現のところ)は、こちらのココロも震える思いで読みました。

 続いて一瞬、思考が止まりました。何が起こったのだろう桜花11型に乗り込んで
 出撃準備ができた時に、、、生還できた事情が起きます。
 そのあたりを読んでいて自分も空にいるのかと錯覚するほど切迫感がある体験談
 ・・・
 今回もそうですが貴重な資料とさせていただきます。

 また、特攻隊員に若い人を多く選んだという理由を、最後の方に自分の意見として
 書いておられました。

 生死が最もリアルに目の前につきつけられた状態が続くのが戦争(大東亜戦争)
 
 しかし平和な世の中に見える現在(日本)は、ノンリアルかと言われればどうでしょうか

 武道と向き合えば、こういう問題(生死の問題)も考えることができます。

 武道は江戸期、平和な世界が現れて武術から生まれたのです。

 武道は、武を用いない(用いる前にやめる)側面がある反面、相手も殺せるという
 側面もあわせて持っています。

 

 
 
 

 

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