・中学生には、学校の定期テストや実力テストで
点数を取ってもらうことが、塾・家庭教師の主目的です。
学校は、
授業をカリキュラムに従い教え、導く(教育全般)。
躾もしますし、規則(集団行動)の大切さや、個人の頑張り、興味についても
指導したりします。
今日は、塾や家庭教師の話で書いていますが、
生徒指導は、絶対的な規則の中で行われ
そのルールについてこない生徒、
破る生徒は退塾してもらいます。
規則というのは、
宿題/課題をやってこない。
遅刻してくる(きちんとした理由がある場合を除く)
授業中騒ぐ
等ですが、そもそも進学塾の場合は偏差値50~しか生徒をとらないので
そもそも騒ぐような生徒はほぼいません。
また、宿題を怠けてやってこないという子もそう多くはありません。
さて、
そこそこ定期テストで点数をとれる生徒でも
塾が一番気を使っていることは何でしょうか?
それは、モチベーション。
どうしたら生徒のやる気を持続させられるか!!
そのために各塾は、
2週間に一度くらいの割合でテストを行い
座る位置を変えて
クラス替え(下のクラスに落としたり、上のクラスにあげたり)を頻繁にします。
これは、塾がおこなう生徒のモチベーションをUPさせる
経営方針といったところです。
実は、もう一つあります。
それは、塾の講師個人の資質です。
教える能力はみんな似たり寄ったりですが、
生徒個人を見て
この生徒さんには、こういうアドバイスをすればやる気になるぞ!!! と
見抜く力です。
特に家庭教師の先生には
この能力は必須です。
生徒の個性をはやいうちに理解して
その子にどういう言葉をかけたり
どういう進め方や教材の選択をすれば
生徒さんのモチベーションが維持できるのかを見抜くことが大事です。
ただ、なんとなく教える。
または、保護者の言う通りしか指導しない
生徒の我がままに従う(テスト前だからワーク教えてくれる・・等)
これは最低です。
どうしてかというと、
成績を現状に満足していないために
家庭教師の先生に来てもらって、そのダメなところを
指導してもらわないといけないのに
生徒や保護者が、これこれ教えてほしい、なんて言うのはお門違いというもの。
そんなんで成績アップするなんてことはありません。
■結論■
勉強やるぞって!!
やる気・情熱を継続的に引き出してくれる先生が
ホンマ定期テストや実力をUPさせられる人ですよ。