合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【1月5日(月)】 大阪堺合気道場鴻心館

2015年01月05日 | 合気道
 
【練習が本番であり本番が練習】


 そういう意識でやります。
 はっきり言えば何事にもマジで取り組みましょう。
 そういうことになります。

 今、鴻心館では(合気道)練習はのみしかやっていません。
 1月~3月の三ヶ月間は型しません。
 やるのは技。それだけ。
  
 だからどこの道場も全ての練習時間は「技」です。

 別の表現でいえば、ぶつ切り稽古。
 切り取り、わり稽古。

 入門者は4月以降でも、技クラスに入って練習をいたします。

 今日の三国丘道場一般部合気道「技」クラスは。

 正座⇔立姿 手刀五段打ち 小手返し 基本 これが練習メニューでした。
 体験者1名ありましたが入門してくれました。

 それはさておき、これらのメニューで強調したのが、立姿です。
 
 姿、つまり姿勢です。
 立つといっても武道、合気道としての立ち方があります。
 それを詳しく形を正確にとるよれるように練習しました。

 
 
【技(=業)】


技クラス

鴻心館では4月まで全て技練習のみ。
低レベルクラスという位置づけ<意味>ではありません。
手刀を作るコト一つとっても運足、四方投げ、一教とどれをとっても
一つ一つ真面目に練習してきたかを個人に問うているクラスです。
ある意味怖いクラスです。
「あーラクチン」と思う人があればそれは真面目に取り組んでいない証拠。

技クラスでの内容とは・・

 ①立ち姿⇔正座 気をつけ(むすび立ち・閉足立)、入室退室の作法 礼 返事 言葉づかい
 ②当身 拳の握り方 手刀の形
 ③四方投げ
  小手返し(小手の定義)
  一教~五教
 ④前回り受け身 後受け身
 ⑤前進後進技 すり足
 ⑥八方運動
 ⑦呼吸動作
 ⑧構え
 ⑨指導者へ向き合う姿勢
 ⑩道衣のたたみ方 帯の結び方

 こんな感じです。
 
 ちなみに茶道では、
 表千家家元講習に25歳のときに参加しましたが
 畳の歩き方、茶室のつくり、みずや、懐石の作法、着付け、客の招き方
 などなどの基本技をしっかりと教えてもらいました。1週間の泊まり込みで。
 
 話題転換しますが 
 私の祖父は海南市の野鍛冶(和歌山県で最後の野鍛冶)でしたが
 お弟子さんは必ず、まずは雑用からはいります。
 火入れの準備、道具の手入れと整頓、そうじ、配達など・・
 槌を持たせてもらえません。
 何故だと思いますか?

面白いとか面白くないの発想では鍛冶の仕事ができないからです。
 槌をもって向こう槌をする、鉄をきたえる作業は面白い。
 しかし
 意識をつくる作業が先に来ます。
 マジで鍛冶職人になるぞという、その意識がホンモノかニセモノかを試す期間
 それが入門後の修行つまり雑用です。
 このようなことは母から聞きました。
 
 ニセモノでも意識が変わればほんものになります。
 それを見抜くのが親方なのでしょう。
 
 「お前、それやってみろ」
 親方にそう言われて、嬉しくてたまらない、そこなんです。
 その気持ちを引き出してやるのが親方の仕事です。
 だから一生懸命にやるんです。
 それが本気モードという意識でしょう。

 最初から、横面打ち四方投げをやりましょう。
 それが何故ダメなのか分かってもらえたでしょうか?
  

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