震災から2年経とうとしてますね。。
と、このフレーズしょっちゅう聞くので、
「またか!」と思われる方も多いでしょうね
本日原発被災者の方が、弊社管理物件への
ご入居契約いただきました。
まだ小学生、幼稚園児と小さいお子様いらっしゃいます。
ご自宅は、地震の被害に遭われ屋根・天井も
壊れたままとのことでした。
勿論放射線の影響で居住はできず、自宅の修理など
できるわけがありません。
でも「叶うなら戻りたい」のお言葉聞いた時に
返す言葉が見つかりませんでしたね。。
津波被災地の方でも、仮設住宅での生活に我慢できず、
町の復興にも期待できず、「一からやり直す」決断を
されて、仙台・宮城へ移住された方も、
数件不動産業務で関わりました。
都心部とは違い、元々資産価値がそれほど高くない
不動産を処分したり、義援金、補助金等を足しても、
新たに土地、建物を所有するには
難しい方が多い現状です。
職を失っている方々にすれば、問題はもっと深刻で。。
目には見えない復興は、まだまだ進んでおりません。
本日のお客様も、本当は悩み、怒り、悲しい心境が
入れ替わり心の内に起こっていると思います。
仮設住宅を出るという事は、自力で家賃を支払い、
新たな生活にチャレンジすると言う事です。
自宅があっても。。ローンが残っていても。。。
戻ることを諦めたくない気持ちのまま。。
それでも笑顔で、必死に働き、子育てされている
お客様に力をいただきました!
しかし原発被災地に関して、「結論」に近い答えが
そろそろ必要ではないか。と、感じました。
期待できるものは何か?あきらめるものは何か?
子供に対して、明確な返事ができない親の気持ち。。
早く助けてあげて欲しいものです。。。
少しでも暖かく、笑顔で居れる時間ができるよう、
不動産と建築でお手伝いしなければ!!