直木賞を目指す小説家の登竜門と言われるオール讀物新人賞の結果発表される号だから❣️
この文学賞はあの藤沢周平、宮部みゆき他、綺羅星のように輝く作家を誕生させました。
4年前よりWeb投稿で時代小説に限るという事になりまして、その後の表紙表書きが凄いのです。
2021年
2022年
2023年
だんだん悲壮(?)な感じになってきたと、小説家になる自信がだんだん喪失してきた(ちょっとバカなと言われそうな)77歳の婆は感じてしまう^^
でも、私より10歳以上若い(中年以上)の方希望を持ってください。
今年の受賞者はおじさんですよ(ちなみに昨年はカワイイ東大生)。
この作品の質は大変高い、と撰者も評してますし、プロ並みじゃないかと思えます。
時は室町末期、この時代の最下層に生きる人々をリアルに描いてます。
下賤の人を描いているのに下品な印象が全くなく、一途な魂を感じる内容で、私は感激しました。
ちなみにこの号に去年受賞した歌舞伎通の男子の新作も掲載されてます。
若い層が面白く引き込まれる内容になれば良いですね。とお節介にも考えてしまいました。
若い子と言えば京都文学賞中高生部門最優秀賞を受賞したこの方、初々しいですね❣️
高校在学中に「明治初期失明の不安を抱えながら芸の道に進む少女」が主人公の作品を応募して受賞したそうです。
ちなみにこの部門の賞金は図書カード10万円分です。
あの樋口一葉も執筆始めた当時は少女だったはず、清貧に甘んじる必要はないけど、頑張ってね。
とお婆さんは諦めきれない(受賞)夢を描いているのです、、。
それにしても作品上で村山由香さんがおっしゃっているように今や小説は全然は金にならない、そうです。
作家を志す以上は収入を得られる職業と兼業する必要があるそうです。念の為。