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読書の森

1989年1月7日

3日連続でロマン(?)の香りあるお話を載せてます。
時代によって、人々の意識が変化する事がよく分かります。
が、実は今の私は、知り合いがそばに居て一応食住が足りてあれば、それで上々と思ってます。

無事変わりない日々が一番ありがたいと痛感してます。今はそれすら不確かな時なのですものね。

日本では阪神大震災より又始まった地震活動期(ものの本では約50年おきと書いてあります)の最中にいると、それ以前がまるで夢のように優しい時代に思えてしまいますね。
特に終戦後の昭和時代の日本は(個人的事情はともかく)今と比べて天国に思えます。

この平和で豊かな日本を象徴する建造物が1970年大阪万博記念に吹田市千里丘陵に立つ太陽の塔です。

今度の万博、予算の増大や責任の押し付け合いで哀しいものがありますが、出店希望の国も出てきてるし、今更引っ込みがつかないところでしょう。まさかコロナ禍が襲ってくるなど皆思ってもなかったのですから。

部外者なので、見栄(この言い方に怒る方もいると思うが)を張らず、時代に即した規模でした方が(経済的に)安全と思いますが、、。
関西人伝統の「始末の精神」(つまり帳じり合わせです)をアピールする工夫をしていただきたく思います。



本題に入るのが非常に遅くなりましたが、1989年1月7日は、昭和天皇の崩御された日です。この日は土曜日で街へ出るとあちこちで号外が配られてました。今でも鮮明に覚えてます。

その2年前よりかなりの癌の進行が観られ、当時の皇后様が介護状態だったのにもかかわらず、ご自分の足で立って最後まで公務を果たされようと努力していらした。
一見穏やかなのに靭くて凄い方だなあ、とその時初めて思ったのです。国民の大部分は象徴天皇としてしか見ずにその中身の凄さに気づいてなかったと思いますね。

この方の内部であの大戦を起こした軍部に対する激しい怒りがあった事を『昭和の遺書』では匂わせてます。

昭和64年はたった7日で終わり、時代は平成に変わります。この時代の日本はバブル絶頂期つまりここから下降に転じ、海部内閣において消費税が始まり、中国では天安門の変が起き、ベルリンの壁の崩壊して、ソ連のアフガニスタン撤退(ソビエト時代の終わりの始まり)、などなど歴史的な出来事が大変多い時期だったのですね。





つまり昭和最後の日は、一つの歴史の終わりと始まりを象徴する日だったのかも知れません。
上の二枚は雑誌のグラビアに載る昭和の思い出。

楽しげな男女は星由里子と植木等です。二人とも故人なんですが、つい昨日テレビで観た人のような気もしてしまいます。

大分ボケちゃったのかもね^_^

追記:よくよく吟味せずにそのままupしてしまう私、決定的ミスで1月7日を1月17日と最初打ってしまいました。本当にお許しください。

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