恋花火 咲いて弾けて 舞い上がり 命灯せる 現し身の夜に 夜開く ものと言いしが 朝未だき 勤めし頃の 友に会う夢 そのかみの 社長と共に 世を憂う 夢と知りても 未だ憂いける 夢ならば 夢で良いとて カーテンを 開けて眩しき 盛夏の光 当て所なく 光辿りて 何処へ着く 故郷の夢 かの人の夢