街を彩る花も凍りついて涙する、(当たり前で、雨に濡れてるからですが)今日の寒さです。
お彼岸に凡そ相応しくない天気の中、お供えを買いに出かけました。
もうずっと、遠方の山の上の菩提寺にお墓参りもしておりません。せめて仏様の好物の牡丹餅を買って罪滅ぼししようと思ったのです。
春分の日を中日に前後3日を含めた7日間が春のお彼岸です。
「暑さ寒さも彼岸迄」と言い、昼と夜が同じ長さの良い季節になりますが、実は彼岸の入りに結構寒い日はあるみたいです。
正岡子規の句に
「毎年よ 彼岸の入に 寒いのは」とありますよ。
さて、デパートに出店を持つ創業明治5年の横浜の老舗和菓子屋で、私としては奮発して道明寺1個と牡丹餅2個を買いました。
牡丹餅とおはぎはどこが違うか。
一番の違いは単純に、春に食べるのが牡丹の花になぞらえた牡丹餅で、秋に食べるのが萩の花になぞらえたおはぎだと言う事なのです。
とっても美味しかったので、お供えをした後、ペロリと3個食べてしまった。
とっても美味しかったので、お供えをした後、ペロリと3個食べてしまった。
小さめで上品な甘さなので、胃もたれは全然しません。
生菓子はその日の内に食した方が美味しいですしね。と言っても、もう少しゆったり味わえばこの上品さに似合うと後悔しきり。
抹茶ならぬほうじ茶でいただきました。ほうじ茶の香りが一番好きでございます。
この道明寺ですが、桜の花の季節に道明寺粉の皮の中に餡を詰めたもので、関西風です。関東風なのが桜餅で小麦粉の皮で餡を巻きます。
この道明寺ですが、桜の花の季節に道明寺粉の皮の中に餡を詰めたもので、関西風です。関東風なのが桜餅で小麦粉の皮で餡を巻きます。
どちらも桜の葉の塩漬けで包みそのまま全部いただきます。この桜の葉が私は大好きです❤️
以前作った夕食ですが、
鱈のバターかけ(鱈に塩胡椒してフライパンに並べて清酒をかけバターを載せ蒸し煮します)。人参とピーマンのバター煮。
なんとなく春っぽいと自己満足してます。
それにしても早く桜の花盛りにならないものでしょうかね(^ ^)