読書の森

はがきの名文コンクール



一枚のハガキに自由に文章を綴って応募する「はがきの名文コンクール」が今年も開かれた。

形式は問わず200字以内の文章で、自分の願いを表現して送るだけである。
とても入り易いが、選考は厳しそうだ。

今年の大賞の文章は、一枚のスーパーのレシートから始まる。
このレシートを貰った時、筆者は父が入院した知らせを受けた。駆けつけたかったが間に合わなかった。
筆者は父が生きていた証としてレシートを大事に取っている。
亡き人への愛情が直接伝わる良い文章だった。

受賞したどの作品も具体的な言葉が効果的に使われて、無駄がない。
率直でリアルな生活感が溢れて、人間的な感じがする。

この名文とは技巧的な名文と言うより、真情が届く名文なのだ。



今年の受賞作品を読んで、私は曖昧な表現で誤魔化す文章は作らない様にしようと反省した。


文章に限らず、訴えたい事があった時、相手が理解出来る言葉を用いる必要がある。
分かり易く、納得出来る共感出来る言葉は、相手に伝わり、困った時に人を救うものだ。

ひょっとしてそれは人間関係(恋も含めて)全般に言える事かも知れない。
高踏的な言葉よりも、相手が理解出来る態度や言葉が必要なのだ。


大切な事を教えてくれた名文、「はがきの名文コンクール2018」で検索出来ます。
宜しければどうぞご覧ください。

^_^
宣伝ぽいブログになってしまいました。
自分への励みにしようと載せたものです。
文学賞を取る文章は、率直と言うのとは違った捉え方をすると思います。
ただ、どちらにせよ言葉は力です。
最近落ち込んでる私ですが、94歳のお婆ちゃんがこのコンクールで入賞したのを知り、元気を貰えました。

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