先程進駐軍の不祥事に触れた埋め合わせではないです(この事は埋もれた史実なのでそのまま伝えただけです)。
歴史上に単なる悪役で終わる人はいません。
かの悪名高きヒットラーにしても当時の疲弊したドイツにしては英雄でした。なので、歴史を定点のみから読む事に危険性を感じてます。
エリザベス女王は1926年生まれ、1952(昭和27)年即位されてます。つまり戦中生まれでどの国にとっても激動の戦後、ずっと英国女王として君臨されてます。
私、ここで戦後のホントの終わりの感を受けました。山有り谷有りだろうと、高みを目指して生きた時代であります。
その間、エリザベス女王陛下のお顔はドル紙幣を見るまでもなく、ずっと記憶の中にあったのです。凄く寂しいです。
私は戦後早々の生まれで、その時両親の実家が戦後の改革で激変しました。
戦争さえ無かったら母は幼馴染と結婚できて私は生まれてなかったろうし、戦争さえ無かったら医療従事者が激減してないので生まれたとしても私の脚の障害が防げたかも知れなかったのですね。
私は生まれてきたからこそこのblogが作れるのですし、基本生まれてよかったと思ってます。
又皆、戦後の激変の影響を受けて何も自分たちだけと言う訳ではないですよ。
ただ、どんな時代であろうと戦争さえ無ければ防げた悲劇を抱えてます。
もし、今後世界大戦など起ころうものなら、それが世界の終わりにつながる事を予測出来る人は多いでしょう。
それで正しい歴史認識と戦争認識が必要だと考えるのです。
大学時代から、昭和20年代30年代にずっと拘り続けてきたものがあります。
自分が習った歴史とは異なる歴史が、最近教えられている事に恐れがありました。
それは他国でも同様です。中国も然りです。日本とは全く違う意味で憂慮してます。
実際に中国の方にネット上で「この歴史解釈違うんじゃない?」と聞いたら、「学校で教えられたからその通りだ」と言われて脅威を感じてます。
本人の知らない内に虚偽が真実と通り、それが戦争に繋がるのが一番怖い事です。
これが『懐かしい昭和のニュース』の目次です。
単に懐かしいと感慨に耽る前に正しい歴史認識を持ちたいと切望致してます。