読書の森

特別な50年 その2



その後の日本人は、悪夢の様な自然の脅威と不景気と戦争の脅威を味わう事になる。

これは「終わりの世」なのだろうか?
末世なのだろうか?

吉見俊哉教授はこう主張する。

「今が特異なのではなく、この50年が特異なのだ。
爾来、日本は数多の災害や戦いを繰り返した国なのだ。
この50年の政治経済の在り方が恒久的なものではない」
(かなり私的解釈があります)




江戸時代の終わり地震が襲い、限界にきた人々がハイな状態で「えーじゃないか」が踊り狂った事がある。
それはまさに時代の変わり目だった。

さらに昔、鴨長明が『方丈記』に無常観を記した。
戦乱や大地震に苦しんだ当時の世を無常と観たのである。

つまり、その時代を末世と人々が受け取るのは今に限った事でない。
平穏と騒乱を繰り返し、留まらないのが人の世である。
この特別な50年を常のものとするのは危険だと思う。



私自身は、おめでたく出来ていて、未来について非常に楽観主義である。

極めて飛躍したお話をしよう。

いつか地球の終わりがあるのなら、地球以外の星に渡ればいい。
そこで同じ様な生活を送るようにすればよい。
と思う。

殆どSF的なのだが、ひょっとしたら人類や生命体とは、宇宙の他の滅亡しかけた星からきたものかもしれない。

とすれば、この特別な50年もまるで一瞬の夢である。

夢じゃない現実をもう一度勉強しよう。
又いつかこの図書館を訪れたいと思う。


読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事