韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

韓国の人たちとの付き合い方~広い視野での判断を持とう

2020-12-18 16:56:19 | エッセイ
 今日、今のような状況でも韓国で日本料理の人気が高いという記事を読みました。きちんとした日本料理は、韓国の一般的な人たちの収入からすると割高なのにもかかわらず、機会があればぜひ味わいたいと思う人が多いそうです。

 反日活動、不買運動をする人たちはものすごく目立ちますがそのような人たちは全体から見ればごく一部であり、韓国人がみんな反日感情を抱いているわけではないということを改めて知ることになりました。

 運動、活動をする人たちの勢いや声の大きさのせいで、一般の人たちも自分の行動を意に反して制限することになっていますが、そのような消極的反日の姿勢を示す人たちは理不尽な縛りがなくなれば、以前のとおり日本との付き合いをしたいと思っているわけです。

 このような状況は、韓国ドラマの中にも頻繁に見て取れます。ごく最近のドラマはみていないので何とも言えませんが、日本との関係がこれほどまで悪くなる前のドラマでは、必ずと言っていいほど日本がドラマの中に登場していました。

 一番多いパターンは、客や取引先が日本人、日本であるというシーンです。出演者が日本語をしゃべるシーンが必ずと言っていいほどありました。また、あるドラマでは主人公のエリート社長が日本語で自社についての広告文を書いているシーンがあって、劇中PCの画面がアップになったとき、たしかに正確な日本語をワードに入力していることが確認できたほどでした。

 その時は、非常に細かくて正確な演出だなぁと感心したものでした。もし、今のような反日の運動が韓国人の多数が望むものなら、こんなシーンをTVで流せば批判の嵐になってしまうはずです。

 しかし実際は正反対で、韓国の人がいかに日本に関心や興味、好意をもっていることの現れだと私は思います。また、これは韓国ドラマあるあるですが、財閥の会長や社長のお気に入りは日本料理店で、おいしそうに刺身(マグロの大トロ!)をおいしそうにほおばるシーンが定番になっています。

 このようなわけですから、お互いにいい方向に進んでいけることを望むばかりです。狭い視野での判断をやめ、これからのことを考えながらより良い関係を模索していくことが必要だと思います。