空港までタクシーで向かいます。10キロぐらいですが道が込んでいると、かなりの時間がかかるとホテルの人から言われ、早めにタクシーに乗ったのですが、この日は日曜日で道は渋滞していませんでした。
空港第3ターミナルに、かなり早く着いてしまいました。タクシー代は50ペソを請求されましたが、日本円で100円ですよ。
せっかく高崎まで行くのだから、男に会うだけではもったいないので、かつての高崎の妹たちを探したいと思って、まず清水の実家に電話をした。かつて、離婚したばかりの六年前に一度電話をしたのだけれども、そんなのは居ないと若い男から言われた電話番号である。実家に年賀状を一度だけ出してみたが、返信は無かった。愛する妹、いや唯一の、かけがえのないパートナーである。
電話は鳴るのだが、何度かけても誰も出ない。諦めて古い手帳を見ると、栗原の電話番号が有ったが、仙台の市外局番なのでまず無理だろうと考え、もう一人の高原の電話番号にかけてみることにする。
一度もかけたことのない番号なので、どこの電話番号なのかも解らずに、とにかく電話してみることにする。すぐに電話に男性が出たのでびっくりしたが、何とか園と言っているようなので、思い切って高原の名前を言って呼び出しをお願いすると、入所者の方ですかと聞かれたので、ずいぶん昔に職員だったと思いますと言ったら、少々お待ち下さいと言われ、一分もしない内に高原ですという声が聞こえたので、○○の××ですがと言うと、すぐに解ったみたいでお互いの携帯番号を交換して、高崎に行くことを伝えた。
その際、清水のことを聞いたら、まだ独身で東京で働いていると聞かされた。結婚して幸せになっているだろうと思っていた清水が、まだ独身で居た。何ということだ、ネットで氏名と東京で検索したら、えっ見つけたかも。見つけたそれは○○○だったが、○○関係に勤めている同姓同名の女性が一人だけヒットした。
明日一番に電話して、本人かどうか確かめよう、確かめるしかない。