破れ傘
久しぶりに訪れた古今伝授の里
いつもと変わりなく 緑いっぱいの心落ち着くところ。
以前と変わりなく
水の流れる音
鳥の鳴き声
その時期に咲く花々
破れ傘
久しぶりに訪れた古今伝授の里
いつもと変わりなく 緑いっぱいの心落ち着くところ。
以前と変わりなく
水の流れる音
鳥の鳴き声
その時期に咲く花々
ワード オートシェイプ絵
指にたりない一寸法師
小さいからだに大きな望み
お椀の舟に箸のかい
京へはるばるのぼりゆく
京は三条の大臣どのに
抱えられたる一寸法師
法師法師とお気に入り
姫のお伴で清水へ
さても帰りの清水寺に
鬼が一匹現れ出でて
食ってかかればその口へ
法師たちまち踊りこむ
針の刀を逆手にもって
チクリチクリと腹つけば
鬼は法師を吐きだして
一生けんめい逃げていく
鬼が忘れた打ち出の小槌
打てばふしぎや一寸法師
ひと打ちごとに背がのびて
今は立派な大男