「 畑の肉 」 と言われる大豆で作った肉
甘辛く味付けがしてあって実家の母は好みだったが
あまり購入して食べる方もいないのかお店で売られなくなって久しい。
ところがある時、其の乾燥した大豆を売っているのを見つけたので早速購入した。
美味しい出汁で煮てみた。
あるときは細く切って煮てみたり。
いつも昔から食べていたものを料理としてつくるように心がけているが母が食事をしていて美味しいという事は少なくなっている。
子供に戻っていくようでそのまま 美味しくないとか 切り方が好みでないとか
文句がたらたら・・
実母から出る言葉に
「まぁ よく 言うもんだ。 」
と心の中で呟く私。
(もっといっぱい不満を書きこみたいですが これは私の将来の姿かもしれないから出来ない。)
年齢かさね 日々の生活は体が思うように動きづらかったり、そんなに動かないから お腹の空くことのない。
味覚も衰えてきているだろうし 歯も入れ歯で嚙みにくい。
社交性が無いから 人と会うも少なく楽しみもなくなってきている。
(デイサービスも利用できるのですが頑なに拒否)
でも金曜日 とっても嬉しい事があった。
ほとんど断られることが多いのですが
「 我が家の 孫に会いに来て 」と言ったら 来てくれたのです。
娘と孫は その時家に帰っていて実際は母の方が早く我が家に来ました。
早速 私は 母の髪を切ってあげ
(いつもとても嫌がるのですが今回はすんなり。)
顔そりをしてあげました。
孫がきて母の膝にのせて抱かせてあげたら、最近ほとんど見たことないような
満面の笑顔
おもわずカメラのシャッターを切りました。
それを思い出し私も心がほっこり
あたたかい気持ちが体に滲み次への元気に。